12月16日の報告記事
1月20日(土)14時からsmtガイドツアー「かくれんぼして遊ぼう」が実施されました。
参加者は7歳から15歳までの7人です。
そのうち3人は、初めてメディアテークを訪れたお子さんでした。
14:00-14:30
7階のスタジオでかくれんぼのルールを確認します。
かくれんぼをする前に、皆でフロアをぐるりと一周します。
面白い形を探しながら、危険な場所や立ち入り禁止の場所をチェックして行きます。
鬼をジャンケンで決めて、いよいよかくれんぼスタートです。
1分の間に好きな場所に隠れます。
チラシが置いてある棚の後ろ、チューブと床の隙間などに入り込みます。
中にはゴミ箱に隠れようとする子までいました。
(入ることが出来ず断念していましたが…)
全員が見つかったところで、2回目のかくれんぼをします。
2回目のかくれんぼでは、1回目より隠れ場所が高度になり、見つけるのも難しくなります。
黒いブラインドの後ろに隠れていた子は最後まで鬼に見つかりませんでした。
14:30-15:00
今度は1階で、かくれんぼをします。
まずはぐるっと一周して危険な場所を確認します。
「Without Records」展が行われているオープンスクエアの前では、子どもたちから「この場所は危ないから入らない方が良いね」との声が上がります。
さあ、自分たちで作ったルールを守りながら、かくれんぼスタートです。
今回の鬼はガイドボランティア。
子どもたちは傘立てに潜り込んだり、ソファの後ろに忍び込んだり、水飲み場の隙間に隠れたり…
気づかれないよう息をひそめます。
鬼のガイドボランティアが見つけることが出来ず困っていると、子どもたちがそっと居場所を教えてあげていました。
15:00-15:15
今度は2階でかくれんぼをします。
2階は隠れる場所が見当たらない様なすっきりとしたスペースです。
しかし、みんなきちんと隙間を見つけて隠れていきます。
児童書コーナー入り口のカーテンの後ろに隠れていた2人。
1人はすぐに見つかりましたが、2人目の子は最後までじっと隠れているのに成功していました。
15:15-15:30
最後に、3階の図書館でかくれんぼをします。
「走らない」「静かに」というルールを守って隠れます。
日曜日の図書館は人が多く、鬼はすぐに見つけることが出来ません。
本棚の間をぐるぐる回って1人ずつ見つけて行きます。
最後まで見つからなかった人は白い新聞棚の下に忍び込んでいました。
子どもたちは「これは見つけられないよね」と、感心していました。
参加者の声
参加者からは「普段見ることが出来ない場所に行くことが出来て良かった」「また来たい」との感想が寄せられました。
また、かくれんぼ中に他の子とすっかり仲が良くなった子は「友だちが出来て良かった」と、笑顔で話してくれました。
メディアテークの魅力を発見するとともに、心の交流が生まれたガイドツアーでした
<文・写真 ガイドボランティア 笠松 恵美子>