せんだいメディアテーク



せんだいメディアテークをもっとよく知るためのさまざまな情報を、 副館長/企画・活動支援室長、佐藤泰がお届けします。

08「tube(チューブ)」
インターネットの世界ではYouTubeをはじめとする動画共有サイトの急激な拡大が注目を集めています。2005年に始まったYouTubeはあっという間に利用者を増やし、今やアメリカと日本の一ヶ月の利用者だけでも3000万人という驚異的な数字をたたき出すに至っています。tubeは管のことですが、テレビのブラウン管の意もあります。従来の見るだけのテレビとは違い、インターネットという管?を通じて誰でも簡単に映像の発信(投稿)と閲覧ができ、世界中の人と映像を共有できるため、その影響の大きさははかりしれません。
さてメディアテークにもtubeがあります。もちろんテレビではありません。鉄パイプを円筒状に組んだ中空の構造によって建物全体を支えつつ、管として各階を繋ぐ役割も果たしているのがチューブです。全部で13本あり、南西から北東に向かって順番に番号が振られています。ちなみに南東角の大きな階段のあるチューブは5番ですが、メディアテークではそこを拠点に2008年から「5番チューブ再開発計画」と題したプロジェクトを展開します。さまざまな活動や情報をより大きな可能性につなげていく「管」として、階段とその周辺を活かした新しい使い方、楽しみ方を、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。
YouTubeならぬsmt tubeの新しい展開にご注目ください。

(2008/02/01)

  • 5番チューブ
    5番チューブ
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