せんだいメディアテーク



せんだいメディアテークをもっとよく知るためのさまざまな情報を、副館長の佐藤泰がお届けします。

34「企画・活動支援室」

文化施設には、それぞれの施設のもつ機能や役割がきちんと活かされるよう、ミュージアムであれば学芸・普及部門、ホールであれば事業部門、図書館であれば司書部門などが運営組織の中に組み込まれ、それぞれに必要な専門知識やノウハウをもった職員が少ないながらも配置されています。メディアテークの場合、企画・活動支援室がそれに該当し、アート、メディア、映像などに関する企画を担当する学芸員、司書、バリアフリー対応、語学、教育など、さまざまな専門をもったスタッフが配置されています。専門分野の多彩さもさることながら、活動支援室という組織名が示すように、地域の活動者や関連機関のみなさんと協働し、連携することが重要な役割として位置づけられている点は、メディアテークの大きな特徴になっています。それは、メディアテークの事業が運営側から一方的に提供されるものではなく、館をめぐるさまざまな外部のかたがたといっしょに作り上げていくものである、という考え方に基づくものだからです。なお企画・活動支援室は、企画支援、学芸、編集、情報提供の4班に分かれ、お互いに補い合いながら仕事をしてきましたが、2010年度からは、情報提供班があらたに情報資料係として独立し、映像音響、教材、バリアフリーなどの各種ライブラリー事業を中心に担当することになりました。

(2010/04/01)


  • 7階オフィスの様子"

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