メッセージ/ことばの扉をひらく
展示1「メッセージの博物誌」
radio, radio, radio(時をかけるラジオ)

真空管ラジオの画像 真空管ラジオ、個人蔵

あるコレクターが集めた真空管ラジオを部屋いっぱいに並べます。
このコレクターは古物店で見かけたラジオが、終戦直後の幼い頃、自分が苦労して組み立てた真空管ラジオであることを知り、 この不思議な再会から今日までの数年間、真空管ラジオを収集してきました。
時には鳴らないとわかっていても、それを修理することで1台、また1台と増え続けてきました。
昭和20年代の流行はすべて海外の短波放送からの情報で、政治、経済はもちろん、特に音楽の流行は歌謡、 民謡を除いてすべて海外からのものでした。海外短波放送こそ当時の知識の泉だったのです。
ここでは50年以上前のラジオの姿に,時間を超えたメッセージをご覧いただければと思います。

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