メッセージ/ことばの扉をひらく
展示1「メッセージの博物誌」

1月26日(金)―3月20日(祝)
託児サービス付き(金 10:00―12:00)
託児サービスは2週間前までに、託児担当(tel: 022-713-4484)までお申し込みください。

メッセージとは「送る」というラテン語に由来します。しかしこのことばは、送られた文字や図像だけではなく、 メッセージの送り手や受け手をめぐることばの背景すべてを含んだものだといえるでしょう。 そのようなメッセージに付随する情報や背景は、しばしばメッセージそのもの以上に重要な意味を持つことすらあります。 ことばやイメージの溢れる現代の生活は、「送る」ことばかりが過多になり、「受け取る」ことをおろそかにしているのではないでしょうか。 本展はメッセージのあり方について3つの視点からアプローチを試みています。

  1. 歴史が伝えるメッセージのかたちを見る。
  2. ひと昔前の身の回りのものなど、地域や個人から集めたメッセージのかたちを見る。
  3. さまざまなメッセージの送り方、受け方を体験する。

1では、古いものから新しいもの,珍しいものからありふれたものまで、さまざまに異なったメッセージを集めてみました。
2では、わたしたちの住む身近な地域から集めたコレクションを通して、新たなメッセージのかたちの再発見を試みました。
3では、ワークショップという手法で「送り方」、「受け方」を実際に体験してさまざまな表現のあり方を考えてみたいと思います。
本展が、21世紀のわたしたちの豊かなコミュニケーション活動のあり方を考えるきっかけや場となれば幸いです。(主催者)

展示

  1. 歴史からのメッセージ1
  2. 歴史からのメッセージ2
  3. あつめられたメッセージ1
  4. あつめられたメッセージ2
  5. 音の部屋
  6. 鉛筆の部屋
  7. radio, radio, radio(時をかけるラジオ)
  8. 活版印刷機
  9. 届けられた言葉
  10. トーキング・ブック―おしゃべりな本を作ろう

場所

5階ギャラリー3300

学芸員によるギャラリートーク(手話付き)

2月11日(日)14:00、3月11日(日)14:00より。
5階会場入口にお集まりください。

謝辞

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