イベント 2016年02月16日更新

3/21開催「第4回参加者発表会 イメージの地層〜被災地での記録と表現をめぐって〜」


 みやぎシネマクラドル第4回参加者発表会の日程が決まりましたのでお知らせします。震災5年の節目に当たる今回は、震災後から岩手県陸前高田市を拠点に映画製作を続けている小森はるか監督に作品とご自身の活動を発表していただきます。全国的にも注目されている女性作家のお一人ですので、是非楽しみにお待ちください。(我妻)

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第4回参加者発表会
イメージの地層~被災地での記録と表現をめぐって~

■日時:2016年3月21日(月・祝)13:30~

■会場:せんだいメディアテーク7階スタジオb

■主催:みやぎシネマクラドル

■共催:i-くさのねプロジェクト

■協力:せんだいメディアテーク

■お問い合わせ先:

☎080-2773-0181 ✉m.cinemacradle@gmail.com (砂子)

 

■活動スケジュール:

13:30~ 開会のあいさつ

13:35~ 発表者:小森はるかのあいさつ

13:40~ 『息の跡』(112分)の上映と製作意図の説明   

15:40~ 休憩

15:50~ フリートーク開始

16:40~ 告知タイム

16:50  発表会終了

※終了後は懇親会を予定しておりますので気軽にご参加ください。

 

■上映作品と発表者プロフィール

『息の跡』

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監督・撮影・編集:小森はるか/2015年/日本/HDカラー/112分/ドキュメンタリー

 陸前高田には、津波によって失ったものと残されたものとを結ぶ痕跡を、自身の方法でどうにか伝え残そうとする人達がたくさんいる。私は彼らの日常を撮りためた記録を用いて、この町の記憶をとどめておくための映画をつくりたいと思う。その第一弾として、種苗店を営みながら英語で震災の手記を綴る佐藤貞一さんの日々を追ったドキュメンタリーを制作した。

 

発表者プロフィール:小森はるか(こもり・はるか)

 1989年静岡県生まれ。東京芸術大学大学院美術学部先端芸術表現科修了。映画美学校修 了。2012年より、瀬尾夏美と共に岩手県陸前高田市に拠点を移す。陸前高田を中心として、市民と恊働するワークショップや対話の場の企画/運営も行って いる。2015年からは仙台市と陸前高田市の2拠点を行き来しながら制作や発表を展開している。東日本大震災後、地域に住む人々や町の日常の記録とドキュメンタリー映画の制作を続けている。

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<関連企画について>
 
 みやぎシネマクラドルの活動とは別ですが、発表会までの間にせんだいメディアテークの企画で小森はるかさんの作品が上映される機会があるので以下にお知らせします。
 
①【ラウンジ展示】空白を訪ねる -そこで出会ったことば−
 現在せんだいメディアテークの「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の活動の一環で、小森はるか+瀬尾夏美による展示が行われています。こちらで小森さんが震災後の陸前高田で作った短編作品数本がモニターでループ上映されています。展示と合わせて是非ご覧ください。期間は2月28日(日)までとなっております。
http://recorder311.smt.jp/information/48981/
 
②「星空と路」上映室―2016―
 こちらもせんだいメディアテークの「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の活動の一環で、2月27日(土)~28日(日)にかけての2日間に震災関連のアーカイブ映像が一挙に上映されます。ここでも27日(土)に小森さんの『息の跡』が上映されるほか、28日(日)には瀬尾夏美さんとの共同監督による『波のした、土のうえ』も上映されます。是非ご覧ください。
http://recorder311.smt.jp/information/48942/

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