イベント 2024年04月27日更新

鷲田清一とともに考えるパート2 ドートクのじかん 6じかんめ 「適当」


2024年6月29日(土)14:00-16:00
せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
申込不要・参加無料・先着150席(開場 13:30)
◎耳の不自由な方のための手話通訳・要約筆記付き
主催:せんだいメディアテーク



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【趣旨文】

んだいメディアテーク館長の鷲田清一が、各分野のプロフェッショナルからお話をうかがいながら、あらためて「徳目*」のほんとうの意味について、来場者とともにひも解いていきます。6じかん目の徳目は「適当」。独自の身体論に基づいてケアのあり方を実践的に探求している美学者の伊藤亜紗さんをお招きして、ものごとの「いい加減」とは、ふさわしい状態としての「適当」とはどのようなものか、伊藤さんによる事例紹介をもとに、みなさんとともに対話を重ねます

*徳目(とくもく) ・・・ 道徳の細目。忠・孝・仁・義など、徳を分類した名目のこと。




【プロフィール】

伊藤 亜紗(いとう あさ)

1979年生まれ。東京都出身。東京大学大学院博士課程単位取得退学。文学博士。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。専門は、美学及び現代アート。主な著書に『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社)。2020年、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。同年、第42回サントリー学芸賞受賞 。



鷲田 清一(わしだ きよかず)

1949年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院修了。大阪大学教授・総長、京都市立芸術大学理事長・学長などを歴任。これまで哲学の視点から、身体、他者、言葉、教育、アート、ケアなどを論じるとともに、さまざまな社会・文化批評をおこなってきた。著書に『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫、桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書、読売文学賞)、『所有論』(講談社)など多数。現在「折々のことば」(朝日新聞)連載中。






主催:せんだいメディアテーク(公益財団法人仙台市市民文化事業団)


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