メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2009/10/31
8ミリフィルムからみえてくる人と仙台の歴史
各家庭に眠る8ミリフィルムを収集・デジタル化し、さらには地域での上映会の開催を通じて、映像を介して地域のさまざまな世代のかたと街の記憶を共有しようというワークショップ「スタジオ・ラボ 8ミリフィルム救助隊」の活動がいよいよ佳境に入ってきました。一般公募で集まった、大学生から70代までの14名が3グループに分かれ、片平地区（協力:片平市民センター）、八幡地区(協力:八幡杜の館)、東二番丁地区(協力:東二番丁幼稚園)の三地区で8月より回覧板や口コミなどで幅広く8ミリフィルムの提供を募ってきました。 フィルム提供者のご自宅にうかがって一緒にフィルムを観賞する「出張上映会」では、映像にまつわるさまざまな家族やご自身の思い出に花が咲いたり、参加者との意外な接点がみつかったりと、多くの素敵な出会いが生まれました。
約3か月間で提供いただいたフィルムはなんと100本以上。その中から仙台の街並みや当時の風俗が記録された映像をテレシネ（デジタル変換すること）し、現在は上映座談会の実施に向けて、上映プログラムの検討に入っています。
地域での上映座談会は、どなたでもご参加いただけます。8ミリフィルムで広がる出会いと交流の場、ぜひ一度体験してみてください。 （T.H.）
2009/08/08
今回の企画講師をつとめるremoの松本篤さん
2009/09/05
8ミリフィルムの技術講習会
2009/09/06
出張上映会の様子。昔話に花が咲きます
2009/10/30
テレシネ機を使って8ミリフィルムの映像をデジタルデータに変換します
2009/09/26
出張上映会を経て収集された8ミリフィルム
2009/09/25
8ミリフィルムの映像が記録されたDVテープ