メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2010/12/26
開館10周年事業全て終了しました!
2010年12月26日、開館10周年事業がすべて終了いたしました。多くの方々にご参加いただき、予想を上回る反響をいただきました。ありがとうございました。
今回の一連の取り組みは、せんだいメディアテークならではのさまざまな機能―図書館、ギャラリー、シアター、建造物そのものなど―を最大限活用するとともに、個々の事業のタイトルに込められたさまざまな意図を通じ、さらに大きなテーマへとつながっていく、いうなれば「協奏的」な構造を持つ展開となりました。。
ギャラリーのみならず、南ガラス面や図書館、そして街のお祭りへの参加など、それぞれの場において真摯な「問い」を投げかけることを通じ、広くコミュニケーションの回路を開くべく挑んだ展覧会+アートプロジェクト「いま、バリアとはなにか」。ゴダールの語る"見ること=考えること"に立ち戻りつつも、いうなればその装置となる映画館そのものをも静かに問い直した上映会「ことばをこえて―映像の力」。独立した個、個と他者、表し伝えることの意味、その道具と環境、そして集団による創造行為の模索。いま多くの人が感じる違和感をこそ手掛かりに、果敢に取り組んだトークセッション「コミュニケーションの未来へ」。
これら3つのアクションが、それぞれ放射線状にまき散らし、投げかけたものが、いったいどのようにみなさんのもとに届いたのでしょうか。人々がそれぞれに投げかけ、呼応しあい、知が広がり、互いに深まっていく。せんだいメディアテークはそのような状況を夢想しつつ、新たな10年も問い続けていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
(K.K)
2010/10/23
6階ギャラリーでの展示風景
2010/10/10
定禅寺通で開催された「みちのくYOSAKOIまつり」でヲどりを披露
2010/10/10
栞プロジェクトに参加してくださったご近所の古書店「火星の庭」店長、前野さん*
2010/10/23
『島の色 静かな声』の茂木綾子監督のトーク*
2010/12/18
“マルチスクリーンで上映されたSHIMURABROS.の『SEKILALA』*
2010/11/21
トークセッション第2部「表現すること」のもどかしさ- 撮影:越後谷出(*はのぞく)