メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2012/02/10
「負い目、被災者、支援、公と私、ふるさと、震災をテーマに考えた1年」
「てつがくカフェ＠せんだい」のみなさんとともに、毎月1回てつがくカフェを開催してきました。月ごとのテーマは「震災を語ることへの〈負い目〉？」「震災の〈当事者〉とは誰か？」「故郷（ふるさと）を失う？」など、1年を通じて震災について考えるものでした。これらのテーマは、てつがくカフェを走らせるなかで参加者の発言から設定されたものです。時系列にテーマを並べてみると、どの時期にどんなことに関心がよせられていたかが、見えてくるような気がします。しかしながら、今年になってようやく震災のことを考え始められるようになったかた、やっと街中まで足を運べるようになり、参加できたというかたもおられます。
東日本大震災から1年が経つ3月10-11日におこなわれる「星空と路?３がつ１１にちをわすれないために」というイベントでは、「てつがくカフェ@せんだい」による「震災復興を考える本」というコーナーが設けられます。これまで「てつがくカフェ」のなかで紹介された本をはじめ、温度差、支援、共感疲労、美徳、責任、公/私、死、偶然などのキーワードを持つような本を展示してご紹介する予定です。
人前で話すほど、まだ気持ちが整理されていない方にも、気軽にご参加いただける内容ではないかと思います。
（M.U）
※これまでのレポートは、http://www.smt.jp/thinkingtable/?p=16からご覧いただけます。
※今後の予定
3月18日（日）17:00-19:00
シネマてつがくカフェ 映画『プリピャチ』から考える
・映画をみてからご参加ください。映画は当日(1)13時から(2)15時からの2回上映されます。
4月29日（日）15:00-17:00
てつがくカフェ「震災と美徳」
2012/01/22
「故郷〈ふるさと〉を失う？」板書
2012/02/10
ファシリテーターの西村高宏先生
2012/01/22
参加者どうしで語り合います
2011/06/18
「震災と文学「死者にことばをあてがう」ということ」板書
2011/08/14
黒板に残されたメモ
2011/08/14
傾聴から対話を始めます