メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2013/04/10
本の扉をひらいて
メディアテークは、ガラスに包まれた空間ですが、もう1つ別の空間があります。それは扉を開くと現れる本の中の空間です。
メディアテークではこれまで、展覧会のカタログや機関誌『ミルフイユ』などさまざまな本を出版してきましたが、2013年は新たにフリーペーパー『ニューせんだいノート』と『ニューニューせんだいノート』の2冊をつくりました。
メディアテークを含む公共施設はもちろんのこと、街場でおこなわれているさまざまな文化活動を探しに、あちこち歩き回りできあがったのがこの冊子です。
つくるときは、取材したさまざまな事柄を小さな紙にメモやスケッチし、それらを並べ、眺めながらページ割や構成を考えていきます。綴じる前のその様子はまるで地図のよう。そこに扉がつけられ、本という空間が立ち現れます。
おまけに本は、手に取られて移動できるので、この土地をはなれ、遠くの誰か、もしくは100年後の誰かに届けられることもあるかもしれません。
(C.S)
メモやスケッチを並べて本の構成を考えます。
フリーペーパー『ニューせんだいノート』と『ニューニューせんだいノート』はメディアテーク館内で入手できます。
『ニューニューせんだいノート』付録のポストカード!
この1年間にメディアテークから発行された本、本、本、本、本!