せんだいメディアテーク



メディアテークの日々の活動をお知らせします。

2016/07/27
「TALK」川俣正のアートプロジェクト

水曜日の夜7時からという時間にもかかわらず、地下鉄東西線国際センター駅の2階「青葉の風テラス」には、約180名の熱気が満ちていました。この日、メディアテークが展開している「アート・ノード」の一環として、国際的に活躍するアーティスト川俣正氏のトークが行われたのです。
前半は、川俣氏の今までの活動に関するプレゼンテーションでした。1980年代の作品から現在進行中のプロジェクトまで、代表的な作品についてお話しがありました。その中で「今までは、鑑賞者がアーティストを選んで作品を観ていたが、アーティストが鑑賞者を選んでもよいのではないのか」という鋭い指摘がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
トークの後半は、五十嵐太郎氏(建築批評家・東北大学大学院教授)との対談が行われました。川俣氏は「横浜トリエンナーレ2005」の総合ディレクター、五十嵐氏は「あいちトリエンナーレ2013」の芸術監督を務めており、互いに大きな国際展をつくりあげた経験をもっています。日本の中でアートプロジェクトが多いという話から「日本は欧米に比べてもアートプロジェクトが多く、参加する人も多い」という興味深いお話しが交わされました。まだまだ聞いていたい話でしたが、惜しくも時間となってしまったため、最後に会場からの質問に川俣氏が答え、トークの余韻を残しながらも終了となりました。
今後も「アート・ノード」では、トークシリーズを開催していきます。是非、ご注目ください。

(C.T)

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  • トーク会場の様子
    2016/07/27
    トーク会場の様子
  • トークを行う川俣正氏の様子
    2016/07/27
    トークを行う川俣正氏の様子
  • 川俣正氏(右)と五十嵐太郎氏(左)対談の様子
    2016/07/27
    川俣正氏(右)と五十嵐太郎氏(左)対談の様子
  • 鷲田清一館長との記念撮影
    2016/07/27
    鷲田清一館長との記念撮影

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