第2部「表現すること」のもどかしさ

高度情報化社会のもと、わたしたちは、いつでもどこでも、個人が情報を受発信できる環境とツールを獲得しました。しかし、これらは、わたしたちを本当に自由にし、コミュニケーションを豊かにしたのでしょうか。デジタル・メディアを乗りこなし、さまざまな情報を発信・表現している方の経験をもとに、その特性と可能性、さらにその背後にある制度や社会的な課題を探りながら、改めてわたしたちとメディアとの関わりかたを検証します。


ゲスト いとうせいこう(作家・クリエイター)
白石草(しらいし はじめ//特定非営利活動法人OurPlanet-TV代表)
津田大介(つだ だいすけ/メディアジャーナリスト)
モデレーター 毛利嘉孝(もうり よしたか/社会学者・東京藝術大学准教授)

【料金】 1回500円(要事前申し込み・先着順)※要約筆記つき
【定員】 200名
【会場】 せんだいメディアテーク1階オープンスクエア
【申し込み方法】 参加ご希望の方は、はがきか電子メール、ファックスにて催しもの名、希望回、住所、氏名、電話番号を記入のうえ、担当係までお申し込みください。定員に余裕のある場合は当日も受け付けます。
電子メールでのお申し込みはこちら

■同日開催 goban tube cafe「てつがくカフェ@せんだい」

テーマ 場の空気ってなに?
日時 11月21日(日)11:00-13:00
料金 無料・事前申込不要
マスター 西村高宏(にしむら たかひろ)
会場 せんだいメディアテーク 7階 goban tube cafe

http://tetsugaku.masa-mune.jp/


いとうせいこう

1961年生まれ。東京都出身。早稲田大学法学部卒業。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。著書に小説『ノーライフキング』、『見仏記』(みうらじゅんと共著)、エッセイ集『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)、新刊に『植物はヒトを操る』がある。2006年に創刊されたこれまでにない園芸カルチャー誌「planted」では編集長を務め、現在WEB TV「plants+」(http://www.plantsplus.jp)として展開している。

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白石草 | しらいし はじめ

早稲田大学卒業後、番組制作会社を経て、東京MXテレビに入社。ビデオジャーナリストとして報道番組制作に携わる。2001年に独立し、非営利のインターネット放送局 OurPlanetTVを設立。独自番組を制作・配信する一方、市民向けの映像ワークショップやメディアセンターの運営を行う。現在、一橋大学大学院社会科学研究科客員准教授および早稲田大学大学院ジャーナリズムコース講師。主な著書に『ビデオカメラでいこう』(七つ森書館)。

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津田大介 | つだ だいすけ

1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒業。早稲田大学大学院政治学研究科非常勤講師。IT・ネットサービスやネットカルチャー、著作権問題、コンテンツビジネス論を専門分野に執筆活動を行う。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事(2009年~)。特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム副理事長(2010年~)。主な著書に『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社)、『Twitter社会論』(洋泉社)など。

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毛利嘉孝 | もうり よしたか

1963年生まれ。専門は社会学、文化研究、メディア研究。メディアや都市大衆文化、現代美術、社会運動などの批評活動を広く行っている。京都大学卒業。ロンドン大学でMAとPh.D.取得。九州大学助手、助教授を経た後現職。主著に『ストリートの思想』(NHK出版)、『はじめてのDiY 』(ブルース・インターアクションズ)、『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)、『文化=政治』(月曜社)など。

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