GUNDAM 来たるべき未来のために 仙台展
会期・会場・時間
- 会期:2006年4月19日水曜日から5月21日日曜日まで
- 会場:せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200
- 開場時間:10時から19時まで(4月27日(木)のみ休館、入場は18時30分まで)
「GUNDAM 来たるべき未来のために」とは
「GUNDAM 来たるべき未来のために」は、第一線で活躍する若手アーティストたちが、『機動戦士ガンダム』をテーマに制作した作品を集めた展覧会です。
この展覧会は「戦争」「進化」「生命」という3つのコーナーで構成されます。『機動戦士ガンダム』が当時他のアニメに比べて画期的だった点は、「戦争」というテーマと正面から向き合っていた点です。正義のロボットが活躍する勧善懲悪ものではなく、主人公の少年や仲間のクルー達が地球側と宇宙移民との確執に巻き込まれていく物語であり、両者は悩みながらも戦争に巻き込まれていきます。また、宇宙を生活圏とした人間が新しく獲得する能力や、宇宙空間で人間が暮らしていくためのスペースコロニーなど、「進化」や「生命」というテーマを想起させる作品でした。
21世紀の現在、そして未来の科学技術や社会問題を示唆するかのようなこの作品は、現在30歳代の人々を中心として、また、ガンダムのプラモデルにふれ、その後作品を見返してその面白さを発見した若い世代などに大きな影響を与えています。
この展覧会は、キャラクター模型がいくつも展示されるようないわゆるキャラクター展ではありません。『ガンダム』という作品に影響を受けた「世代」の作家達15名が、同じく同世代である本展キュレーターの東谷隆司氏との対話を通して、『ガンダム』という素材をもとに、日本画、写真、映像、造形、書など様々な手法で上記の3つのテーマを表現する展覧会です。
アーティストたちの試みは、ガンダムファンは勿論のこと、アートファン、初めてガンダムを知る人に対しても、新鮮な驚きを与えるものでしょう。
展示詳細、アーティスト情報、グッズ情報などはガンダム展webサイトをご覧下さい。
http://www.gundam-exhibition.jp/
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