せんだいメディアテーク



2012/10/01
せんだいメディアテーク・メールニュース 160
2012.10.01

smt-mailnews
せんだいメディアテーク・メールニュース 160
2012.10.01
--------------------------------------------------------------
このメールニュースはせんだいメディアテークからお送りしています。
内容のお問い合わせや配信の停止については、下記ページへどうぞ。
http://www.smt.jp/mailnews/
--------------------------------------------------------------
■0・・・インデックス
■1・・・てつがくカフェ震災から〈教育〉を問い直す
■2・・・スクリーンから現実を見つめる『サウダージ』
■3・・・建築士として要援護者と向き合うこと
■4・・・こえシネマ〜映像で話す場所
■5・・・ギャラリーってなに?入ったことある!?
■6・・・定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン
■7・・・音声パソコンの楽しさを体験してみませんか
■8・・・ミュージアムが大集合!SMMAミュージアムユニバース
■9・・・ギャラリーの利用受付中です
■10・・映像音響ライブラリー 10月の特集は「音をうみだす魔法の杖」
■11・・<レポート>ショートピース!仙台短篇映画祭2012
■12・・メディアテークひと言メモ62「施設か、機関か」
--------------------------------------------------------------
■1・・・てつがくカフェ 震災から〈教育〉を問い直す
「震災と教育」には積み残された問題が数多く存在します。子どもた
ちに誰が/何を/どのように/教えるのか、などの課題をみなさんと
一緒に考えていきます。どうぞご参加ください。
◎開催概要 考えるテーブル てつがくカフェ「震災と教育 第二弾
〜震災から〈教育〉を問い直す」
10月7日(日)15:00-17:00 無料・直接会場へ
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=1015
--------------------------------------------------------------
■2・・・スクリーンから現実を見つめる『サウダージ』
上映会「映画=ノイズに満ちた世界を注視するための補助線」第2回
は、閉塞する地方都市を舞台に、そこに生きる外国人労働者や若者た
ちを起用して撮られた映画『サウダーヂ』(監督:富田克也/167分/
2011年)です。フィクションでありながら、地方に生きる者には目を
そらすことのできない現実が映し出されています。
◎開催概要 上映会「映画=ノイズに満ちた世界を注視するための補
助線」 第2回 『サウダーヂ』
10月8日(月)11:00/14:00/18:30(開場は15分前を予定)
トークゲスト(14:00の回)相澤虎之助(『サウダーヂ』脚本)
料金1,000円(豊齢手帳/障害者手帳等お持ちのかたは半額)
http://www.smt.jp/hojosen/
--------------------------------------------------------------
■3・・・建築士として要援護者と向き合うこと
障がいのあるかたが暮らし、集う建物も震災では多く被災しました。
仮設住宅では、バリアフリーの不備が指摘され、今なお解決には程遠
い現状があります。今回は一級建築士であり、バリアフリー住宅など
に詳しい泉田文陽さんをお招きし、震災後の取り組みや、長年携わる
NPO活動についてお話を伺いながら、参加者と話し合います。当日の
様子はわすれン!のHP(http://recorder311.smt.jp/) から動画配
信します。ぜひ、ご来場、ご視聴ください。
◎開催概要 考えるテーブル 障がい者グラフィティ「建築士として
要援護者と向き合うこと」
10月16日(火)14:00-15:30 無料・直接会場へ
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=867
--------------------------------------------------------------
■4・・・こえシネマ〜映像で話す場所
震災の記録や映画を上映し、上映後には座談会をおこないます。参加
者が自由に話しながら、被災地と呼ばれる場所で映像を見ること・撮
ることについて考えていきます。
◎開催概要 考えるテーブル こえシネマ 第2回「感情は誘われる
〜音は映像を変える〜」
10月20日(土)18:30-20:30(18:00開場) 無料・直接会場へ
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=1024
--------------------------------------------------------------
■5・・・ギャラリーってなに?入ったことある!?
ギャラリーオーナーを先輩として迎え、どうやってギャラリーを利用
するかについて参加者とおしゃべりする場をつくります。ギャラリー
で発表するかたも、見て楽しむかたも、ぜひお越しください。
ゲスト 黒須敦子先輩 (南町通りオープンギャラリーCROSS ROAD)、
木村良先輩 (美術カフェピクニカ/artroom Enoma)、関本欣哉先輩
(TURNAROUND)
◎開催概要 考えるテーブル 二度あることは三度ある美術準備室
10月21日(日)14:00-16:00 無料・入退場自由・直接会場へ
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=1031
--------------------------------------------------------------
■6・・・定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン
震災の記録写真を撮影した市民の方々をゲストに迎えます。震災後間
もなく撮影された写真と、その後、震災から日が経つ中で撮影された
写真を、撮影者ご本人に紹介していただききます。これらの写真をも
とに、震災体験や今後の記録方法などについてみなさんと一緒に考え
ます。震災記録写真を募集しています。当日、会場へお持ちください。
◎開催概要 考えるテーブル 3.11定点観測写真アーカイブ・プロジ
ェクト 公開サロン「みつづける、あの日からの風景」
10月27日(土)14:00-16:00 無料・直接会場へ
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=1034
--------------------------------------------------------------
■7・・・音声パソコンの楽しさを体験してみませんか
目の不自由なかた対象の音声パソコン講座を実施します。基本操作、
文字入力の方法、ホームページの閲覧、電子メールの送受信など、音
声パソコンにふれることが初めてのかた向けの内容です。
◎開催概要 音声パソコン入門講座
11月10日(土)〜11日(日)、11月17日(土)〜18日(日)
全4日間 各日14:00-17:30 無料
電話で10月29日までに担当係へ。申込多数の場合はより初心者優先。
http://www.smt.jp/barrierfree/onseipc/1211/
--------------------------------------------------------------
■8・・・ミュージアムが大集合!SMMAミュージアムユニバース
仙台・宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)参加館が集結、1つの
キーワードを糸口に、特別展の見所や日頃の研究成果を、とっておき
の裏話を織り交ぜながら語りつないでいく「リレートーク」、ものづ
くりやあそびを通して各館の特色を味わうことができる「体験コーナ
ー」をにぎやかに開催。つながればもっと楽しく、そしてもっと学べ
る2日間。ぜひご来場ください。
◎開催概要 SMMAミュージアムユニバース
10月20日(土)・21日(日)各日13:00-18:00 無料・直接会場へ
http://www.smma.jp/event/smmaミュージアムユニバース/
--------------------------------------------------------------
■9・・・ギャラリーの利用受付中です
平成25年度下期(小規模展)・26年度上期(大規模展)のギャラリー利用
の受け付けは10月31日までです。申し込み方法など詳しくは管理係(0
22-713-3171)までお問い合わせください。
http://www.smt.jp/info/office/2012/0928/
◎ギャラリーイベント紹介ページでは過去のギャラリーの利用例がご
覧いただけます。
http://www.smt.jp/gallery/?cat=99
--------------------------------------------------------------
■10・・映像音響ライブラリー 10月の特集は「音をうみだす魔
法の杖」
今年も芸術の秋、そして「せんくら〜仙台クラシックフェスティバル」
の季節がやってきました。「せんくら」にちなみ、今月は今年で生誕
100年をむかえた3人の指揮者の演奏を集めました。
◎映像音響ライブラリー 9月28日(金)〜10月24日(水)
http://www.smt.jp/library/av/special/
--------------------------------------------------------------
■11・・<レポート>ショートピース!仙台短篇映画祭2012
9月15日〜17日に開催した短篇映画祭の様子をご紹介します。
http://www.smt.jp/diary/
--------------------------------------------------------------
■12・・メディアテークひと言メモ62「施設か、機関か」
メディアテークは施設名ですが、同時にそれは機関名でもあります。
機関としてのメディアテークは、施設としてのメディアテークの管理
運営をおこなう存在ととらえられています。美術館や図書館などの公
共文化施設の場合も同様で、そうしたとらえかたが公共施設の運営を
民間事業者に託すための「指定管理者制度」の骨格をなしています。
しかし本当にそうなのでしょうか?
市役所、県庁、政府、どれをとっても場所を表す言葉ですが、そこで
は、その場所を運営することが仕事なのではなく、広く公のための仕
事をしていることは言うまでもありません。施設も機関も、それが公
的なものであれば、なんらかの公的な目的を達成するために存在して
おり、施設や機関そのものの存続が目的なのではありません。メディ
アテークも美術館も、そして市役所も県庁も、施設のために機関があ
るのでも、機関のために施設があるのでもない、という意味で同じな
のです。
メディアテークの設置条例には、その設置目的が次のように記されて
います。「様々なメディアによる情報を収集し、保管し、及び提供し
て、市民の自主的な情報の検索、閲覧、記録、発信等の活動を支援す
るとともに、美術・映像文化の創造又は普及の場を提供し、もって市
民の生涯学習の振興に資するため、メディアテークを設置する。」
あらためてこの設置目的をふまえて考えると、メディアテークという
機関は、施設運用のためにのみ存在するのではなく、むしろ生涯学習
振興のための専門機関のひとつとして、情報の受発信の支援、美術や
映像文化の場の提供のありかたについて、より効果的で有意義な方法
を研究、立案し、時にはメディアテークという施設の枠を越えて実施
していくことが求められているととらえるのが自然です。施設として
のメディアテークは指定管理者制度により、(公益財団法人)仙台市
民文化事業団が管理運営していますが、そのことをしっかりと受け止
めた上でなお、機関としてのメディアテークは、その目的と理念にも
とづく公的事業をおこなう、あくまでも主体的な存在であるべきだと
考えています。
http://www.smt.jp/hitokoto/
--------------------------------------------------------------
発信元 せんだいメディアテーク
980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
代表 tel 022-713-3171 fax 022-713-4482
イベントの申込み・お問合せ tel 713-4483 fax 713-4482
http://www.smt.jp/
office@smt.city.sendai.jp
--------------------------------------------------------------
smt-mailnews 160 2012.10.01
--------------------------------------------------------------

ページトップへ