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DIALOG IN THE DARK

DIALOG IN THE DARK

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種類展示
場所6階ギャラリーa
期間2001年10月21日 から 2001年10月31日 まで
時間午前10時から午後6時30分(最終入場回は午後5時30分)
料金一般1000円(500円)、高校生800円(400円)、小・中学生500円(250円)
()は豊齢手帳、身体障害者手帳などをお持ちのかた。
備考完全予約制、託児つき

趣旨

「Dialog in the Dark−まっくらな中での対話−感じる・聴こえる・みえてくる」には3つのねらいがある。一つは、目の不自由なかたと健常者が一緒に活動する機会を設けること、また、視覚を遮断することによって五感を再認識する(活性化させる)こと、そしてこの展示ツアーを何人かと一緒に体験することにより、参加者同士の間に、これまでにない「対話」を生み出すことである。参加者はまっくらな中で、自分では気がつかずに眠っている感覚や能力を発見し、新しい自分に出会います。そして、このことについて、参加者同士がお互いの意見を交換するうちに、普段とは少し違うコミュニケーションが成立します。
この展覧会は、障害者の疑似体験ではない。五感の再認識というテーマのもとに、自己と他者、障害・健常、年齢差、性別、文化圏、コンプレックスなど、様々なバリアを超えて、対話(Dialog)し、人間の可能性を創造する一種のコミュニケーション・ワークショップなのである。
そして、この「対話」は、他者との関係のみならず、自分自身との対話でもある。Dialog in the Darkは、1989年ドイツの哲学者であるアンドレアス・ハイネッケ氏によって考案され、デュッセルドルフでの開催を皮切りに、ヨーロッパを中心として広まり、既に世界70都市、100万人以上が参加するプロジェクトとなっている。

主催/せんだいメディアテーク
監修/Dialog in the Dark JAPAN、cConsens Dr. Andreas Heinecke
運営協力/ダイアログ・イン・ザ・ダーク仙台実行委員会
後援/河北新報社、読売新聞社東北総局、朝日新聞社仙台支局、毎日新聞社仙台支局、 日本経済新聞社仙台支局、産経新聞社東北総局、NHK仙台放送局、TBC東北放送、 東日本放送、仙台放送、ミヤギテレビ、仙台リビング新聞社、せんだいタウン情報、 Date FM、ラジオ3、第一回全国障害者スポーツ大会実行委員会、社会福祉法人仙台市社会福祉協議会、 財団法人仙台市身体障害者福祉協会、仙台市視覚障害者福祉協会
協賛/アサヒ飲料株式会社、株式会社伊藤園、サントリーフーズ株式会社、 株式会社サン・ベンディング東北、仙台コカ・コーラボトリング株式会社

内容

「Dialog in the Dark」は、日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、 聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する、ワークショップ形式の展覧会である。
1989年ドイツ・ハイネッケ博士のアイディアで生まれ、その後、ヨーロッパ中心に70都市で開催、すでに100万人が体験している。参加者は、くらやみの展示室を普段どおりに行動することは、不可能である。
そこで、目の不自由なかたに案内してもらう。案内の人の声に導かれながら、視覚以外の感覚に集中していくと、次第にそれらの感覚が豊かになり、それまで気がつかなかった世界と出会うことができる。森を感じ、小川のせせらぎに耳を傾け、 バーでドリンクを深く味わいながら、お互いの感想を交換することで、これまでとはすこしちがう、 新しい関係が生まれるきっかけをつくる。