作家や研究者の目を通してとらえなおされた日常を体験することは、いわば、すぐれた観察眼を通して見る行為です。
しかし、それは私たちにも不可能ではありません。
ワークショップという装置を通して、ほかの人と一緒に体や頭を動かしながら
私たち自身があらたなまなざしを得ることができるでしょう。
ちなみに、隠れたものを見つけるのが最も得意なのは、子どもたちです。
不思議な空間がたくさんあるメディアテークでかくれんぼをしてみよう。
そして新しく発見したお気に入りの場所に、自分でつくった分身を隠してみよう。
あんなところにこんなものが 隠れていたら?もしこんなところに隠れられたら・・・。
想像する不思議な空間を、ほんとうにみんなで作ってしまおう。
これは、遊びを通して、見慣れた場所を新たな視点で見直す試みとしてのワークショップです。当日は、参加者のつくったいろいろなものが館内全体に隠されます。どうぞお楽しみに!
ハート&アート空間「Be I」代表。1946年宮城県生まれ。 現代美術家としての活動ばかりでなく、子どもたちを対象とした創造表現空間「Be I」では 「自分であることの悦びを感じとる人間づくり」をめざし活動中。 社会教育活動、国際交流、まちづくりなどの活動にも、独自の視点から取り組み、多方面から高い評価を得ている。
*動きやすく、絵の具などでよごれてもいい服装で参加してください