スタジオやギャラリーなど創造活動の場を結ぶ5番チューブを、音響や映像による表現で有効活用していくシリーズ。2009年は「会話する塔」と題し、5番チューブを豊かなコミュニケーションを育む空間に変貌させます。vol.4では毎年3月の卒業設計日本一決定戦の企画運営でも活躍する、仙台建築都市学生会議が、伝声管をモチーフにした空間演出を行います。
「SPEAKING TUBE/伝声管」
伝声管は、声の持つエネルギーを漏らさず遠くまで届けたいという 人々の想いがそのまま形になった、素朴な情報通信技術です。このプロジェクトでは、紙管による伝声管を、せんだいメディアテークの階段室にして構造体である5番チューブの内部に張り巡らせ、原初のコミュニケーション・チャンネルたる「チューブ」において、管で声を伝えあうさまざまな情景をつくりだします。
仙台建築都市学生会議
仙台建築都市学生会議は、仙台を中心に建築を学ぶ有志の学生が大学の枠を超えて集まり、せんだいメディアテークを拠点に活動している団体です。
主な活動は「せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦」の企画立案・運営のほか、設計スキル向上のためのテーマ設計や即日設計、建築家セミナー、勉強会を行っています。
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