メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2007.7.28
日常素材×改造＋ワークショップ＝アートな縁日？
青葉縁日は、子供から大人までが楽しめるアートフェスティバルです。昨年も体験型の作品展示やさまざまなワークショップで大いに盛り上がりました。今年はちょっと味付けを変えて、先端的なアートを加えた改造工場の様な空間を構成しています。
メディアテークに以前登場したことのある「五間屋台」も今回は大胆に装いをかえてギャラリーの受付＆ワークショップスペースとして活躍中です。
会場入り口にある作者の顔型を元に大量に作成したお面の作品《タノニマス》は、来場者が色を塗ったりして、自由に加工し再展示できるものです。作者も驚くくらい見事にペイントされたお面も続々と増えています。自動制御で動く電動工具などで造られたオブジェと、スクリーンを挟んで向き合い、仮想空間内でキャラクターを操作して対戦することができる作品《Object B vs》は、おもしろい操作体験とともに、情報テクノロジーとの関わり方を考えさせられます。日常的な素材や廃品が、アイデアと技術によって、音を奏で、動き出し、そして、観客との関わることでアートに変貌しています。
展示会場では、8月末までの期間中、ほぼ毎週末、出品者によるワークショップが行われています、また定禅寺通りや一番町の商店と連携した地域通貨《青葉プロジェクトマネーArts》も会場で購入することができ、街とギャラリーをつなげていく試みも行われています。
（K.S.）
エキソニモ 《Object B vs》
2007/07/22
タノタイガ 《タノニマス》
会期始めの頃の様子。いまはもっといろいろな顔になっています
2007/07/22
hokusui 《////slash//》
紐が張り巡らされた空間を通ると、空瓶が涼しげな音を奏でます
2007/07/22
「五間屋台」と会場の入り口
2007/07/22
村上タカシ+がんがんモリィ 《ぽんぽん》
（体重制限はありますが）大人もぽんぽん！
2007/07/22
KOSUGE1-16 《クロスカントリーDX》
紙で人形を作ってレースができます
2007/07/22
堀尾寛太＋梅田哲也《落と》の公開制作
展覧会場に工場区画出現
2007/07/28