せんだいメディアテーク



メディアテークの日々の活動をお知らせします。

2008/06/15
6月15日は活版デイズ。展示、実践、etc...。

6月15日14時。今年度はじめての活版ワークショップは7階スタジオ活版サテライト展示の会場で行われました。
今回のワークショップは、サイズが1号(正方形の一辺が10mm)の活字と4号(正方形の一辺が5mm)の活字を利用して、「ごあいさつ」と「自分の名前」の二つのパラグラフ(段落)部分を組み替えて印刷してみるというもの。シンプルなトレーニングですが、実際には文字の隙間が大きくなって活字が抜けてしまうこともあり、完成までには少なからず苦労を伴います。デジタルな印刷方法では決して味わえないもどかしさを感じる瞬間です。ボランティアの方のサポートを受けながらほぼ参加者全員が自分の名前を印刷することができました。
また、最後には、この企画の監修者である小泉均さんとコピーライターの小出尚喜さんによるカフェトークも開催されました。このカフェスタイルのイベントは今年から始まった7階スタジオでのイベントの一環で、スタジオを使って行われる様々な展示やワークショップ、レクチャーに付随してカフェの場所を活用して、参加者・ゲストとの交流を深めようというものです。小泉さんのお話では、我が子のように思っていたadana社製の印刷機をsmtへ寄贈したこと、それを記念しての活版のミニ展示には活版の基礎が全てまとめられていること、また、スイス・デザインの本拠地でもあるバーゼルで学んだ懐かしい日々のことなどを、参加した小学生の皆さんにもわかるように、優しく語りかけていらっしゃる姿が印象的でした。

(Lee)

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    できあがりのカード

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    参加者の小学生に熱心に指導をする監修者の小泉均氏

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    活字を拾って植えましょう

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    さあ!印刷です

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    さあできあがりはどうかな?

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    使い終わったとはきちんと掃除を、活版作法の一つです

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    タイポグラフィーカフェⅡ

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