何をするのも初めて、の開館から早くも2年。この施設がどのような人にどう活用されるのか、やっとその「実態」が見えてきました。そして、職員が開館前に想定していた「理想の使い方・使われ方」と「実態」の間には様々なギャップがあり、これまでそれを乗り越えるための方法を、職員だけで解決しようとするのでなく、ワークショップとして利用者と共に考えることを模索しています。例えば、retake、スタジオ・トークセッションなどなど。
こうした試みが、最近ではライブラリープロジェクトのように、smtを利用する側からの提案で実施されるものもあります。とかくsmtは自作自演が多いと言われがちですが、きれいごとの理念で問題をうやむやにせずに、むしろ赤裸々に晒して、みんなで考えるのが良いだろうと思います。こういうことをいうと、またきれいごとになっちゃうのですが(笑)。