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せんだいメディアテーク
980-0821
仙台市青葉区春日町2-1
電話 022-713-3171
ファックス 022-713-4482
office@smt.city.sendai.jp
http://www.smt.jp/

 

「楽しさ」追求、これが私の生きる道写真

みなさんこんにちは! 斉田といいます。大学生をやっています。今は卒業研究の毎日ですが、今回、こういうとても貴重な機会を与えていただきましたので、私とせんだいメディアテークのつながり方について書かせていただきます。

最初の出会いは、「メディアテーク準備室通信」という、ちょうどこのsmtレターと同じような紙を学校の図書館で発見したことでした。それから4年近くがたち、今日にいたるまで、メディアテークの自主企画の展示を中心に、アルバイトやボランティアとして、色々な企画に関わりました。

中でも2001年の4月に行われた「MOVEMENT」という展示は、強く印象に残っています。時には徹夜をしながら連日夜遅くまで、頑張るスタッフの人たちとの出会い、その過程で設営されていく展示・・・。私がやっていたのはパシリみたいなことですが、展示を作り出す、という素晴らしい仕事は、その場で起ることの一つ一つが、新しいことばかりで、「このあとどうなっていくんだろう?」とワクワクするようなことの連続でした。そんな仕事に少しでも関わることが出来たということは、展示を「お客さん」として見るだけでは決して出来ない、貴重な経験であるのはもちろんですが、新しいことの数だけの、展示を作り出す時のワクワクや、出来上がった時の達成感といった、楽しさを与えてくれるものでした。

そういった「楽しさ」を求め続けたい!と思ったのが、私がメディアテークに今まで関わりつづけてきた理由です。

「MOVEMENT」以降も、「Dialog in the Dark」の音集めや、最近の「文字展@smt」の展示機材の制作など、数え上げればきりが無いほど、楽しいことの連続でした。そんな中で出会ったたくさんの人たちからは、それぞれの人たちと一緒に関わった楽しい経験だけでなく、私の将来についてもいろいろなアドバイスを頂きました。私の進みたい方向とあわせて検討した結果、大学を卒業後は岐阜にある大学院に進学することに決めたのも、仙台にメディアテークがあり、そこでたくさんの、新しくて、楽しいことが日々行われている、ということが私に最も大きく影響していると思います。

私はここ、メディアテークで多くのことを学び、いい刺激を受けてくることができました。そういうことが出来るのは、例えば私にとっては楽しいことを追い求めて行った結果得られたような、他の場所にはないたくさんの出会いやチャンスがあったからだと思います。

私とメディアテークは、こんな感じでつながっています。メディアテークを訪れるみなさん一人一人にとって、さまざまなつながり方があると思います。そのつながりの中から、みなさんにとっての「楽しさ」を見つけてもらいたいです。