メビウスの卵展2002仙台展
ワークショップ

特別ワークショップ

Webワークショップ

「スターチップで“星のかたち”作りにチャレンジ!〜幾何学造形ワークショップ〜」

7月19日(金曜日)
講師川村みゆき(多面体折り紙作家)、渡辺雅俊(Web担当、東北大学工学部講師)
時間大人・学生対象/午後1時から
子供対象/午後3時30分から
会場メイン会場=せんだいメディアテーク
サブ会場=パルテノン多摩(子供対象)
多摩美術大学メディアセンター(大人・学生対象)
神戸芸術工科大学(大人・学生対象)
定員20名(仙台会場)
対象小学校高学年から。親子参加も可能。
参加費材料費として、1チップ=4円換算で、作った分の材料費だけをいただきます。
参加方法当日会場受付で以下の時間からワークショップ参加券を発行します。先着順で、定員になり次第締め切らせていただきます。
・大人対象ワークショップ/午前10時から
・子供対象ワークショップ/午後2時から

Webワークショップのようす

1.5cm×3cmの長方形のプラスチック片をつなげて、美しい星形やサッカーボール形の多面体を組み上げていきます。小学生から学生、大人まで楽しめます。制作した成果物はお持ち帰りいただけます。
このワークショップは、インターネットの映像配信システム「シェアキャスト」を使って、仙台会場と日本各地を結んで同時進行で行われます。(協力:ビジュアル・テクノロジー株式会社)

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「インターネット・ワークショップとは?」

ここで便宜上インターネット・ワークショップと呼んでいるのは、大学(美系・理系)のスタジオやミュージアムとその他のサテライト会場を結んで行われる「どこでもワークショップ」のことです。
これまでにも、テレビ会議システムやインターネットを使ったワークショップは数多く行われてきました。しかし私たちの研究の最終的な目標は、

  1. 「児童館・公民館でも」
  2. 「モニターとPCと携帯電話があればできる」
  3. 「大学の授業などとリンクした高品質の」

ワークショップを開発することです。
その実現のためには、技術的にはサテライト会場に設置された「だれでも簡単に扱えるPC」からの動画送信程度の機能に対応できる内容のワークショップを多種類、開発することが求められています。
このワークショップで使用する「シェアキャスト」は、株式会社ビットメディアと株式会社アンクルが共同開発した動画像・音声配信のシステムであり、受信者のPCが他の受信者のPCへ分岐中継を行なう事で、PCと電話回線(ADSLかISDN)程度のネットワークさえあればプライベートな配信から大規模な商用配信まで行なう事が可能となるシステムです。
現在「シェアキャスト」はPC上で動作していますが、上記二社と東北大学工学部と関連の深いベンチャー企業であるビジュアルテクノロジー株式会社が共同で、軽量で、電話回線とテレビに接続するだけでだれでも簡便にインターネットを利用できる専用機器「セットトップボックス」へ組込むための研究・開発を行なっています。
このビジュアルテクノロジー株式会社が開発したセットトップボックス「夢見ボックス」は現在、杉並区など各地の地域コミュニティーの「町づくりネット」等で使用されていますが、シェアキャスト機能が組み込まれる事でさらにインタラクティブなワークショップ等にも活用される事が期待されます。
この開発に携わって来た研究者である東北大学工学部の渡辺講師は97年よりメビウスの卵展仙台展実行委員長を務めています。
今回のワークショップは、こうした蓄積の上に立って、実験的に行われるものです。
なお、Windows PC 用のシェアキャストソフトウエアは http://www.scast.tv/ から無償で配布されています。

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