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150目の旅 -マキシム・デュ・カン展

蓮實重彦氏講演会「マクシム・デュ・カンとその時代」

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種類講演会
場所7階スタジオシアター
期間2001年06月09日
時間14時から16時まで
料金無料
webhttp://www.smt.city.sendai.jp/ja/activities/ducamp/report/index.html

趣旨

「マクシムデュカン展−150年目の旅−」の関連事業として、 その著作『凡庸な芸術家の肖像−マクシム・デュ・カン論』 (1989年 芸術選奨文部大臣賞)で知られる蓮實重彦氏による講演会を開催する。

内容

「マクシム・デュ・カンとその時代」と題して、19世紀半ばのフランス、パリの状況、デュ・カンという人についてや、 それを取りまく人物群像など、 現代という時代とも比較しながら解説いただいた。
また講義の中では、当時のパリの町の様子や、 デュ・カン本人や友人のフロベールといった人たちのカリカチュア(風刺画)、写真など、画像も含めたお話で大変わかりやすく、興味つきない内容であった。集まった聴講者の方も蓮實先生のユーモアを交えての語り口に大変満足されていた。

■講師 蓮實重彦(はすみしげひこ)
1936年、東京生まれ。前東京大学総長。1965年、パリ大学大学院より博士号取得。
主著に『監督小津安二郎』(筑摩書房、1983年)。同書の仏訳はフランス映画批評家連盟文芸賞を受賞。99年にはフランス政府「芸術文化勲章」を受賞。
その他の著書に『映画の神話学』(泰流社、1979年)、『映像の詩学』(筑摩書房、1979年)、『シネマの記憶装置』(フィルムアート社、1979年)、『映画はいかにして死ぬか』(フィルムアート社、1985年)、『映画 誘惑のエクリチュール』(ちくま文庫、1990年)、『ハリウッド映画史講義』(筑摩書房、1993年)、『齟齬の誘惑』(東京大学出版会、1999年)など多数。