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スタジオレクチャー 「History, His story!」

スタジオを拠点に、芸術・文化にまつわる物事を紹介し、多様なメディアで発信しようというシリーズの1回目。 今回は「写★新世界」展を記念した同展監修者港千尋とコレクター石原悦郎によるトークセッションを開催します。 国内でも有数のコレクションで知られるツァイト・フォト・サロンの協力により、SPレコードのコンサートを開催する予定です。

日時
2008年7月20日(日) 14:00-16:00
場所
せんだいメディアテーク 7階スタジオa
参加費
500円(飲み物つき)
定員
50名
申込締切日
7月14日(月)必着
申込み方法
電子メールまたはファックスに、住所・氏名・年齢・電話番号をご記入の上お申し込み下さい。

石原悦郎 Ishihara Etsuro
ツァイト・フォト・サロン代表。 1941年生まれ。立教大学法学部法学科卒業。 美術商として自由が丘画廊に勤務した後、1978年独立しツァイト・フォト・サロンを創立。 国内の写真ギャラリーの草分けとして、日本の写真界を支えてきた。 これまでに、東京国立近代美術館評議員、三重県立美術館写真評議員、水戸芸術館評議員を歴任。 現在、フランス文化庁の作品購入キュレーターを勤める。 また、昨今の旺盛な上海での活動により、2008年には東京でも現代中国と日本の作品を同時に紹介する展覧会を企画中。 昨今は、精力的なSPレコードのコレクションにも注目が集まる。
港千尋 Minato Chihiro
1960年生まれ。 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、パリを拠点に「群衆」「移動」などをテーマに写真家・写真評論家として活動。 写真を撮りながら、非常に多彩な評論も行っている。 著書に『波と耳飾り』(新潮社)、『群集論』(リブロポート)『考える皮膚』(青土社)『第三の眼 デジタル時代の想像力』(広済堂ライブラリー)、など。 『記憶―「創造」と「想起」の力』(講談社) では1997年サントリー学芸賞受賞。2006年第31回 伊奈信男賞 (写真展「市民の色 chromatic citizen」)受賞。 2007年に行われたヴェネチア・ビエンナーレでは日本館コミッショナーを務めた。 現在、多摩美術大学美術学部教授。
ツァイト・フォト・サロン
写真を美術品として取扱う日本で最初の画廊として1978 年に石原悦郎によって設立。
取扱作家は日本人写真家、中国現代油彩画家の他、内外の写真家を問わず、写真作品を展示、販売している。 例えば、取扱作家は、海外では、マン・レイ、ブラッサイ、アンドレ・ケルテス、国内は木村伊兵衛、杉本博司、福原信三、安齋重男、畠山直哉、森村泰昌、オノデラ・ユキ、アキ・ルミ、金村修、櫻田宗久、等多数存在する。 またこれまでにも多くの国公立での美術館主催の企画展に協力をしており、自身のギャラリーのスペースを超えて広く活動している。 写真以外にもバルビゾン派の絵画、 19世紀アカデミズム絵画等コレクションは幅広く、昨今ではSPレコードのコレクションにも注目が集まる。
http://www.zeit-foto.com/