せんだいメディアテークガイドツアー2006
報告その2: 10月21日「文字であそぼう」

10月21日(土)14:00から書道字典で調べたお気に入りの文字の形で、 自分の名前を筆と墨で表現し、大切なメディアの1つである「文字」に親しみました。

場所は地下1階準備室。活版印刷機が置いてある部屋です。
小学校2年生から50代の方まで、6名参加しました。

14:00-15:00

  • 過去の作品を見ながら、文字の形について説明しました。
  • 自由な発想で文字を書くために、永字八法体操をしました。
    体がほぐれたところで、各自書道字典に載っている 自分の名前の形を確認しながら自由に筆で表現しました。
  • 参加者は雅印の代わりに活版印刷室で使う活字をひろいました。
    雅印とは?
  • 参加者全員で作品発表をしながら、自己紹介をしました。

雅印とは?

  1. 自分の名前や「雅号(がごう):師範になった時に、師事している先生から頂ける書道における名前」を 石材などに彫った印。
  2. 出来上がった自分の作品に、印泥(いんでい)と呼ばれる朱肉で押す。
  3. 雅印の朱色が、書の作品のポイントにもなるので、全体のバランスを考えて押す。
  4. 一般的に作品左下に押す。(作品によっては右側や上側に押す場合もある。)

×閉じる

15:30-16:00

  • 活版印刷ワークショップや活字について説明を聞きながら、活版印刷工房を見学しました。
  • このツアーのねらいは、墨や筆で普段使わない書体の文字を描いて遊び、 活字(文字)を通してメディアテークの活版印刷工房について知ることです。

参加者の感想

  • 久々に墨を使って字を書いたのが、楽しかったです。 楽しむのと一緒にメディアテークにある活版も使ってみたくなりました。
  • 文化的ワークショップに感動しました。
  • みなさんといっしょに、かけてたのしかったです。

ガイドボランティアの感想

師事した先生が好きで、書道を続けて27年になります。
ツアーを通して、そんな書道の魅力が上手く参加者の方に伝わるか心配でしたが、 年齢、男女問わず、墨・筆・文字の世界に夢中になっている姿を見て、こちらも幸せな気持ちになりました。 また、「永字八法体操」、初お披露目なので気恥ずかしかったですが、あれで雰囲気が和んで良かったです。 メディアテーク通でもなかなか知らない「地下の活版の部屋」という空間で、芸術家気分の楽しい一日でした。

写真をクリックすると拡大・縮小できます

ページの先頭へ

せんだいメディアテーク
sendai mediatheque
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
電話 022-713-3171 ファックス 022-713-4482
電子メール office@smt.city.sendai.jp