せんだいメディアテーク開館記念イベントスタジオシアターイベント
「映画史」
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趣旨
稀代の監督による鋭い眼差しと愛によって切り取られた「映画」という芸術の歴史。 ゴダールのライフワークといわれ、あえてフィルムではなく「エレクトロ方式」で制作された作品を上映する。
内容
- ■「映画史」
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1998年/フランス/第1部149分、第2部119分
映画監督ゴダールが見た、膨大な数の映画から切り取られた無数の場面が、全8章約4時間30分(2部構成)に再構成され、引用の嵐とも言うべき勢いで溢れだしてくる。 それは、映画という言葉を、物語の流れよりも映像の断片として表現した彼の映画手法そのものであり、引用の出典を知る間すら与えない、通史的な映画史とは一線を画す作品である。
監督/ジャン=リュック・ゴダール
出演/声ゴダール、ジュリー・デルピー、サビーヌ・アゼマ、アラン・キュニー、ジュリエット・ビノシュ、セルジュ・ダネー、ジャン=ピエール・ゴス、アンヌ=マリー・ミエヴィル、アンドレ・マルロー、パウル・ツェラン、エズラ・パウンド
制作/GAUMONT、PERIPHERIA、CANAL PLUS、LA SEPT、FR3、JLG FILMS、CNC、RTSR、VEGA FILMS、FEMIS
配給/フランス映画社、バウ・シリーズ作品
※1月27日(土)は、上映後、レクチャー。
「ゴダールの映画と『映画史』」梅木達郎氏(東北大学大学院国際文化研究科)