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せんだいメディアテーク開館記念イベントスタジオシアターイベント

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(バリアフリー)

手話落語・紙切り

ev_id:27
ev_disp_no:6

種類上映
場所7階スタジオシアター
期間2001年03月03日
料金無料
webhttps://www.smt.jp/opening/studio_theater/movie_9.html

趣旨

せんだいメディアテークでは目や耳の不自由なかたへの情報提供を大きな柱のひとつとしている。視覚・聴覚障害は情報障害とも言われている。どの家庭にもあるテレビを例にとると、耳の不自由なかたにはニュースキャスターやドラマの出演者が何を話しているのかわからない。情報技術の発達は情報障害を解消することもあれば、ますます増大させる場合もある。メディアテークでは、できるだけそんな隙間を埋めていきたいと考え、音声をベースとした落語を手話で表現したり、また視覚をベースとした紙切りを上演することで、目や耳の不自由なかたも楽しめる「手話落語・紙切り」公演を開催する。

内容

手話落語の林家とんでん平(はやしや とんでんへい)さんと紙切りの3代目・林家正楽(はやしや しょうらく)さんにおいでいただく。前座に始まり、エネルギッシュなとんでん平さんの高座、芸術品ともいえる正楽さんの紙切りの技を楽しんでいただく。音声をベースとした落語を手話で表現したり、視覚をベースとした紙切りを上演することで、目や耳の不自由なかたも一緒に楽しむことができる。

■番組表
前 座  三遊亭天どん(さんゆうてい てんどん)
紙切り  林家正楽(はやしや しょうらく)
手話落語 林家とんでん平(はやしや とんでんへい)
■手話落語 林家とんでん平(はやしや とんでんへい)
1952年 小樽市に生まれる
1980年 林家三平の最後の弟子となる
1980年 師匠没。林家こん平門下へ
1986年 二ツ目昇進
1990年 手話落語を手がける
1992年 本州140日間4000kmリヤカー手話落語行脚を決行94か所で披露
1996年 真打昇進
著書に点訳シート付き手話落語絵本「みそ豆」「初天神」(自分流文庫)がある。
■紙切り 林家正楽(はやしや しょうらく)
1948年 東京目黒に生まれる
1966年 2代目林家正楽に入門
1970年 「一楽」の名でデビュー
1988年 「小正楽」を継ぐ
2000年 3代目「正楽」襲名。襲名披露興行では色物としては異例のトリを務める。