講演会
筑紫哲也「メディアのゆくえと情報の未来」
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趣旨
メディアの第一線で活躍中の筑紫哲也氏の現在のマスメディアやジャーナリズムについての現状認識をもとに、これからのITの進展が人と情報との関わり方、メディアのあり方、コミュニケーションなどをどう変えていくかについてお話いただく。なお、講演後にはせんだいメディアテーク顧問・桂英史氏を司会に、ご参加いただいたみなさまとの対話の時間も設ける。
内容
- ■筑紫哲也 (ちくし てつや)
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1935年大分県生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、朝日新聞社に入社。1968年から1970年にわたり、米軍統治下の沖縄特派員を務める。「朝日ジャーナル」編集長を経て朝日新聞編集委員となる。その後テレビ、ラジオ等で活躍。1979年から1983年にかけテレビ朝日系「こちらデスク」に出演。1988年から1989年までニューヨークに駐在。1989年よりTBSテレビ系「筑紫哲也ニュース23」に出演する。1993年より、大分県日田市「自由の森大学」の学長に就任し、1999年には国際エミー賞優秀賞を受賞。テレビ・書籍などのメディア全般に関し、多岐にわたり活動。主な著書は「若者たちの神々」シリーズ(朝日新聞社)、「多事争論」シリーズ(朝日新聞)、「ここから日本はよみがえる」(日本経済新聞社)など
- ■桂英史 (かつら えいし)
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1959年長崎県生まれ。図書館情報大学院修士過程修了。ピッツバーグ大学客員研究員、文部省・学術情報センター助手、東京造形大学助教授(情報学・メディア論)などを経て、東京芸術大学先端芸術表現科助教授。著書に「図書館建築の図像学」、「インタラクラティヴ・マインド」、「司馬遼太郎をなぜ読むか」など。