smt presentation
smtプレゼンテーション

事業別にさがす
事業別一覧

ジャンル別にさがす
ワークショップ
講演会
講座
アーカイブ
その他
展示
上映

せんだいメディアテーク開館記念イベント

<ワークショップ01>
日比野克彦「サインを読みとれ!」

ev_id:13
ev_disp_no:

種類ワークショップ
場所1階オープンスクエア
期間2001年01月27日
時間14時から20時まで
料金無料
webhttps://www.smt.jp/opening/workshop/workshop_1.html

趣旨

ワークショップとは、ひとつの経験を共有することによって、参加する人たちに技術やノウハウや、考える機会を提供するイベントである。それは、これから始まるメディアテークの活動の中で、重要なもののひとつである。
開館を迎えるにあたり、単なる目新しさとしてではなく、私たちをとりまくメディアを理解したり、メディアテークの役割について考えることを目的として、性格の異なる8種類のワークショップを行う。若い人もお年寄りも、アーティストも職人さんも、参加した人それぞれの経験が「ことばの扉」を開き、新しい「メッセージ」を織りなしていくことを願っている。

内容

人は絶えず「サイン」を出している。言葉を口にする前に、行動を起こす前に、人は必ず「サイン」を出している。
その「サイン」を自分で意識すること、そして人から出されている「サイン」に気づくことが今回のワークショップの目的である。言葉になる前の「サイン」、つまり言葉の予感を探知する能力を私たちは身体の中に携えているはず。何故なら私たちは生れた時から言葉を持っていたわけではないからだ…。ひとつの動きが、ひとつの姿が、ひとつの形がいったい何を言おうとしているのか? 言葉を自由に操ることに多くの時間を支配されてしまってる現在、形が言おうとしている「ことばの予感」を察知する感覚を使う時間が少なくなっている。
このワークショップでは、言葉になる前の「形」から「言葉」を探っていく。

■日比野克彦(ひびの かつひこ)
1958年岐阜市生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻修了。1982年に第3回日本グラフィック展大賞、1983年に第30回ADC賞最高賞、第1回JACA展グランプリ、1999年度毎日デザイン賞グランプリを受賞。1986年にシドニー・ビエンナーレ、1995年にヴェニス・ビエンナーレに出品他、パリ、ブリュッセルな ど国内外で個展・グループ展を多数開催する他、商品デザイン、舞台美術、パフォーマンスなど、多岐にわたり活動。作品集に「KATSUHIKO HIBINO」(小学館)、「えとじ」(読売新聞社)、「HIBINO」「HIBINO2」(朝日出版社)、「えのほん」(ミキハウス)、「HIBINOLINE」(二玄社)CD-ROM「INTERACTIVE EXHIBITION」(デジタローグ)など、著書に「海の向こうに何がある」(朝日出版社)、「8万文字の絵ー表現することについて」(PHP研究所)、エッセイ集「球の仕業」(淡交社)、「ひ」(淡交社)、「ゲゲゲのビビビ」(日経BP社)がある。月1回、茨城県守谷町arcusスタジオにて、日比野美術研究室付属病院放送部(HIBINO HOSPITAL http://www.arcush.gr.jp)オフラインパーティを開催中。野田秀樹の「2001人芝居」(2/3-2/28)では美術と衣装を担当するほか、京都で個展(ギャラリーコクトー・1/27-2/11)などを予定。