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せんだいメディアテーク開館記念イベント

<ワークショップ06>
駒形克哉「芸術本位制国家論」

ev_id:18
ev_disp_no:7

種類ワークショップ
場所1階オープンスクエア
期間2001年03月03日, 2001年03月04日, 2001年03月11日
時間3日:10時30分から16時
4日:10時30分から16時(各自終わり次第終了)
11日:10時から18時
料金無料
webhttps://www.smt.jp/opening/workshop/workshop_6.html

趣旨

ワークショップとは、ひとつの経験を共有することによって、参加する人たちに技術やノウハウや、考える機会を提供するイベントである。それは、これから始まるメディアテークの活動の中で、もっとも重要なものである。
開館を迎えるにあたり、単なる目新しさとしてではなく、私たちをとりまくメディアを理解したり、メディアテークの役割について考えることを目的として、性格の異なる8種類のワークショップを行う。若い人もお年寄りも、アーティストも職人さんも、参加した人それぞれの経験が「ことばの扉」を開き、新しい「メッセージ」を織りなしていくことを願うものである。

内容

これは、芸術的価値がいかにして生まれ循環するか、その価値体系の小宇宙を生け捕りにするワークショップである。
芸術作品は価値観の表現である。しかし現在、芸術作品は、お金によってその価値を量られ取り仕切られている。それでは、逆にお金を芸術作品の魅力によって量ってみる。
このワークショップは、(嘗ての金本位貨幣制度が金に、銀本位制度が銀に、その価値を基礎付けられていたように)芸術作品によって貨幣価値を基礎付け流通させた国家と国際社会のシミュレーションを行う事により(そのシミュレーションに巻き込まれ機能する要素である)人、社会、国家、産業、貨幣、言語、メディア、などを芸術の力で起動させ、新たな観点で考え味わい直してみようというものである。
参加者は、架空国家の名産物など「商品」とその国の歴史や文化の象徴である「紙幣」を、「作品」として制作し、それらを実際に流通させるための貿易ゲームを行う。

■駒形克哉(こまがた かつや)
1959年東京生まれ。美術家。千駄木の指物屋に誕生。多摩美術大学卒業。その後イタリア、ミラノのブレラ大学アカデミア、ルチアーノ・ファブロ氏の教室に留学、卒業。