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せんだいメディアテーク開館記念イベント

<ワークショップ04>
港千尋+森脇裕之
「トーキング・ブック−おしゃべりな本を作ろう」

ev_id:16
ev_disp_no:3

種類ワークショップ
場所5階ギャラリー
期間2001年02月17日 から 2001年02月18日 まで
時間1回目:13時から14時30分まで
2回目:15時30分から17時まで ※両日とも 内容はすべての回で同じ
料金無料
webhttps://www.smt.jp/opening/workshop/workshop_4.html

趣旨

ワークショップとは、ひとつの経験を共有することによって、参加する人たちに技術やノウハウや、考える機会を提供するイベントである。それは、これから始まるメディアテークの活動の中で、もっとも重要なものである。
開館を迎えるにあたり、単なる目新しさとしてではなく、私たちをとりまくメディアを理解したり、メディアテークの役割について考えることを目的として、性格の異なる8種類のワークショップを行う。若い人もお年寄りも、アーティストも職人さんも、参加した人それぞれの経験が「ことばの扉」を開き、新しい「メッセージ」を織りなしていくことを願うものである。

内容

絵のある本を「絵本」と言う。では声のでる本は何と言うだろうか?
このワークショップでは、スキャントークという道具を使って、絵や写真や文字といっしょに自分の声を入れた本をつくる。好きなモノや人の写真、雑誌の切抜きや模様など、さまざまな素材を切ったり貼ったりしながら、イメージ、音、文字、記号を組み合わせて、誰も読んだことのないような「声本」をつくる。

*スキャントーク
スキャントークとは(株)オリンパス光学が開発した、音のデータを紙の上に出力するシステムである。コンピューターをつかって取り込んだ声や音を、イメージやテキストといっしょにプリントすることができる。スキャントークのバーコード(紙に印刷された白黒模様の記号)が声のもとになり、バーコードリーダーでなぞると声が聞こる。

■港千尋(みなと・ちひろ)
アーティスト。多摩美術大学教員。「コンピューターという道具の創造力は、ほとんど無限。イメージ、音、文字、記号―それらを自由に組み合わせながら、新しい『言葉』を探したい」
■森脇裕之(もりわき・ひろゆき)
アーティスト。紙に印刷された白黒模様の記号が声のもとになる。このようにメディアというものはさまざまに姿を変えて、僕らを楽しませてくれる。絵と写真ときみの声がごっちゃになった本ができるなんて素敵じゃないか。