架空の郷土芸能つくりますワークショップ


キーワード集

デイリー芸能ではどのような郷土芸能のいわれを作りたいか、そのネタ出しをしています。
これはキーワードごとにストーリーの案をまとめたページです。

キーワード1
ずんだもち
枝豆をすりつぶして甘くし、お餅に添えた仙台名物「ずんだもち」。名前の由来から架空郷土芸能の伝承につなげ、ずんだもちの作り方の動きを踊りの動きに関係させられないだろうかという案です。
ちなみに、名前の由来は諸説ありますが、@豆を打つから「豆打」、それがなまったもの A伊達政宗が戦で使用した「陣太刀」がなまったもの などといわれています。
キーワード2
地神(あるいは地震)鎮魂祭り
今年7月に県北部において大きな地震がありました。仙台は歴史的にさかのぼってみても地震の多い地域であること、また仙台城本丸跡から地鎮用と思われる大量の水晶が発見されたなどのことから、地震の神の怒りを鎮めるための祭りを行うという案です。
キーワード3
もちまき「棟上げ祭」
たてものが建つ時に行われているもちまき。それは「棟上げ祭(別名、建前)」と呼ばれています。キーワード2の地鎮とかけあわせて、ずんだもちをまいたら地震の神様が喜んで地震がおさまった、というストーリーの案。
主にキーワード1,2,3に関するストーリーの投稿例@
(下記は伝承作品例の一部です)

2003/07/28 02:41:56
案というかヨタというかホラ (送信者:匿名希望)
「お打豆もっこ(オダズモッコ)」

「お打豆もっこ」とは、平成14年に白石市の旧家が老朽化で取り壊された際、発見された古文書に記されていた地鎮の祭事である。 この家は代々伊達家の家臣の血筋であり、研究者が古文書を調べたところ、この古文書は江戸時代初期まで遡る伊達家の公文書であることが確認された。

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら

キーワード4
七夕の七飾り道具
仙台七夕は東北三大祭りの一つですが、その仙台七夕の七飾り(着物、投網、輪つなぎ、巾着、折り鶴、吹き流し、花)に由来をたどることのできる民俗芸能はどうか、という案。
キーワード5
龍伝説
これまでキーワードとして出てきた「地震」、また仙台市内の気になる場所としてピックアップされていた「竜ノ口渓谷」、ほかにもデイリー芸能上にちりばめられたネタを織り交ぜた投稿が寄せられました。
主にキーワード2,4,5 に関するストーリーの投稿例A(下記は伝承作品例の一部です)

2003/08/03 11:22:05
投稿:
(送信者:高橋哲男)

今回の北部での地震は「旭山撓曲」(とうきょくと読むそうですムズカシ)と呼ばれる活断層が原因とされています。

http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/miyagi030726/
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/MIYAGI030726/index-j.html

ところで、土曜日の夕方のニュースで、この活断層について実に興味深い情報を得ました。以下はほぼその引用の要約です。

「この断層のはじまりにあたるところにある神社がまつられている。
 その神社は龍ノ口神社といい、河南町のその周辺では古くから
 土地の守り神として崇め祀られてきました。
 龍ノ口神社には岩から湧き出る泉があり、
 その涌き口が冬期には凍り、龍の牙のようになるといわれているそうです。
 そしてこの断層は丘陵地となり、南北に長い森を形成しているそうで、
 その森の中には龍の腹といわれてきた岩などもあり、
 細長い丘陵自体を龍にみたててきた。」

だいたいこんな感じなので、ネットにはきっと、龍伝説の一つでも載っていると思い、「宮城」や「河南」とともに「龍ノ口」「龍口」、「龍伝説」等で検索しました。すると、龍伝説に関しての情報が全国各地からでるはでるは。もう、そこらじゅう龍だらけ。

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら

キーワード6
簡単には故郷には戻れない
一度故郷を離れたら、簡単には故郷に戻れないという儀式の案。

投稿:簡単には故郷に戻れない
(送信者:冨沢正一)

初めまして、年長者の一人ですが以後宜しくお願い申し上げます。
意見の入り口がなかなか分かりにくいので、とりあえず私個人としての思いを、切り口として申し述べたいと思います。

たとえば仙台を故郷とする人の中には、ある時期、あらゆる理由により故郷を離れ、そして,たいがいの人は里帰りをします。そこで私は一度故郷を出た人は,いかなる理由があっても簡単には里帰り出来ない地域があり、そしてその地域の祭礼の儀式に参加して,認められて始めて里帰り出来る仕組み・・・・・・・・・・以上

キーワード7
布袋軒
名取市増田に、布袋軒という普化宗の有名な寺がありました。ここに伝わる尺八本曲は全国的に有名で、現在でも数多くの尺八奏者が好んで演奏していますが、現在では寺は残っていません。しかし尺八の本曲は何百年も語り継がれていると言われています。曲が残るということは、そこに優れた作曲者兼演奏者が居たという証ではないか。これは昔それほどまでに有名な演奏家が居たが、今は曲のうちのいくつかしか残っていない、ということを題材にトーリーを考えられないか、という案です。
<気になる場所>

架空の郷土芸能を考えるにあたり、絡めていきたい場所としてよせられた意見です。
●塩釜神社
●広瀬川防空壕
●布袋軒
●竜ノ口渓谷