架空の郷土芸能つくりますワークショップ


キーワード集

デイリー芸能ではどのような郷土芸能のいわれを作りたいか、そのネタ出しをしています。
これはキーワードごとにストーリーの案をまとめたページです。

キーワード8
サンカ
夏場の川魚漁、冬場の竹細工を主たる生業としながら山野を渡り歩く漂泊民 サンカ。 徹底的な秘密集団組織として生き、外部の者にはけっして自分たちのことを話さず、特殊な隠語を用いて話していたそうです。 この、サンカの人々と、キーワード6にあげられた 帰郷の儀式を絡ませたストーリーの案です。

サンカに関するサイト
http://www.interq.or.jp/www-user/fuushi/5-anc/5h-genngo/5h-genngo-a7.htm
http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-23.html
http://www.asyura.com/sora/bd3/msg/468.html
キーワード:6+8 に関するストーリーの投稿例B

2003/09/07 23:15:48
投稿:サンカ文字と帰郷の儀

(省略)

戸籍を持たない漂泊の民サンカはとても排他的で、
サンカのもの同士以外ではサンカ文字も、使わず、
そして、サンカであることもいっさい語らない。
それが、サンカの存在が確認しづらい一因になっているとか。

また、現代ではサンカは山でセブリをすることをやめ、
街の中にどうかしたようにも見えるが、密かにその結束は続いているとか。
ある説によると相互扶助組織「シノガラ」トイウ組織があたかも秘密結社のように 資金を集め、その資金によって社会に影響力を行使しているトイウ。

またその「シノガラ」の構成員同士が確認するために何らかの合い言葉があるらしいのだが、 その現場に居合わせたとされる人は「その光景はまるで、帰郷した子供を受け入れる家族のよう」
「最初はその人を追い返すように家から遠のけていたが、ふとみると、
皆がそのものの帰還を喜ぶように歓声を上げていた。」
などと、合い言葉を間違えたりするような場面もあるようなのだが、
これらが、確認する鍵になる儀式的なものだと言う説もある。

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら

キーワード:9
女神、男神
縄文文化は神様が女神であったのに対し、弥生文化は神様が男神であった話があり、 現在も縄文文化の考えが残っているのは、東北・北海道と熊野地方だけだそうです。 そこで熊野地方と東北には、弥生文化以前の文化がまだ残っている、という説から展開する案です。
キーワード:10
補陀落浄土
仏教信仰のひとつで、南の海の向こうに極楽浄土がある、という考え方 (補陀落とは観音菩薩が住んでいるとされる山の名前「ポタラカ」の音訳で、観音菩薩の住う浄土のことです。 印度の南端に位置すると言われています)。 熊野地方では最近まで補堕落渡海(以下の投稿例C参照)が行われていたそうです。
キーワード:11
ミイラ
山形県には、即神仏-ミイラがたくさんでてくるそうです。 これらの即神仏は浄土へ生まれ変わりのために生き埋めになったのではなく、 将来、救世のため甦るために行ったものだそうです。
キーワード:9+10(+11)に関するストーリーの投稿例C
(女神男神から導かれた熊野と東北−熊野の補陀楽渡海⇒東北・・・)

2003/08/31 17:22:21
投稿:さらに (送信者:佐藤純生)

熊野地方では、那智という場所(那智の滝でちょっと有名?)があるので すが、そこには、補陀落浄土という考え方がありまして、補陀落山寺の住職は、 いつのタイミングかは知らないのですが、船に乗り、1週間分の食料だけ持たさ れ、乗った空間に上から板を釘で打ち付けられて蓋をされて真っ暗な状態にされ、 海に流されたそうです。本人はただただ念仏を唱えながら、海の彼方に旅立って 行く。。この補陀落渡海の儀式が日本で唯一、最近まで残っていたそうです。南 の海の向こうに極楽浄土がある、という考え方だそうですが、凄まじいですよね。 古来の日本では、キリスト教以上に天国が信じられていて、それは山の上の方や 海の彼方などにある、と思われていたそうです。
ということで、これに似た儀式が実は東北にも残っていたというのはどうでしょ うか?ある寺の住職などが、浄土へ行くため、高い山(蔵王?)に生き埋めにさ れる、あるいは同じように海に流される儀式があり、その際に、何らかの芸能が 行われた、とか。証拠品として、山であるならば、ある一定の場所に、白骨とそ の儀式を行う時に身に纏っていた衣装が発見された、とか。山の女神を喜ばせる ための衣装であったため、その本来の姿はちょっと公にはできない、とか、法則 も、女神を喜ばせるための独特な動きが入っているとか。なんか結構異様な光景 が再現されるのでは、という期待があるような気がしてこないでもないです。

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら

キーワード:12
歳時記(四季と行事)に欠かせない、地方独特の暦に関する案です。 「仙台暦」なんていうのも伊達藩のときにあったようです。
旧暦=陰暦は天体の月(太陰)が満ち欠けする周期に合わせて制定されたものです。
これは、陰陽五行説や八卦といった、まるで記号論のようなしくみが基礎にある風水同様、 昔からある、ある規則に基づいたものとして、法則や規則に繋がっていくのでは?という案でもあります。
キーワード:13
穴、発電、古墳、鹿落、和算、算額、精塩
9月26日には高橋さんによる「規則のプレゼン」が、9月27日には「遠足」が行われました。
実際に参加者が集まって話し合い、試しに踊って、遠足して、新にいくつかのキーワードが追加されましたので、 規則のプレゼン、遠足の報告をします。

2003/09/28 18:48:24
投稿:盛り上がって、無事終了!? (送信者:薄井)

薄井です。
しばらく書き込みが出来ずに失礼しました。
さて、予告どおり、9月26日に高橋さんの規則のプレゼン、27日に「遠足」を行いました。
後ほど詳細な報告をあげたいと思いますが、おおまかなところを簡単に記しておきます。

●26日規則のプレゼンについて

この日の参加者は7名。高橋さんの説明をうけ、実際に参加者が実演してみました。また、この規則を採用した場合、踊りにはどのような陣形がよいか、どのような動きをあてはめたらよいか、などについて話し合いました。
(中略)
●27日遠足について(事故もなく無事帰還!)

この日の参加者は9名。
今回の遠足は、掲示板上のやりとりだけではなく、みんなで集まって話し合あうことで、作りたい郷土芸能のイメージをもっと明確にしてゆくために企画されま した。

(中略)

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら

2003/10/02 19:54:21
投稿:遠足成果の報告 (送信者:薄井)

(省略)

●伝承、いわれの由来について

今回の遠足の成果キーワード

<広瀬川防空壕より>
・「穴」
・「発電」
・「古墳」
広瀬側防空壕付近にあった立て札では、これらの穴は横穴式古墳であり、戦時中は防空壕としても使われたことが記されていた。またその付近に、水力発電所跡 があり、ここは竜の口渓谷から水をひいていたといわれている。上記のキーワードをお話しづくりに活かせないか。

(・・・・以下つづく  詳細が読みたい方はこちら