架空の郷土芸能つくりますワークショップ


踊り方マニュアル

基本ルール   【蛇居拳算】

・7人のプレーヤーが一つの太鼓を囲んで丸くなります
・7人のプレーヤーは右手に竹筒楽器(チャラン)、左手に太鼓のばちを持ちます
・演奏はいっせいにおこなうのではなく、時計回りに(あるいは半時計まわりに=この場合は楽器を左手右手入れ替える)一人ずつ順番に行います
・演奏する人は自分を抜かして数えた4つ前の人が誰であるかを覚え、その人の動作をみるようにします
・演奏する人は、1)太鼓を叩く 2)いよーっと掛け声をあげる 3)チャランを打ち鳴らす の3つのうちいづれかの動きを振りつきで行います
・どの動きをするか、ですが、先ほど覚えた4つ前の人がしている動作と、前の周回に自分がした動作を見比べて、どちらでもない動作をします。
例)4つ前の人が 1)の動作をし、自分が前回3)の動作をしていたら、今回は2)の動作をする、ということ
ただし、4つ前の人の動きが1)で、前回の自分も1)で同じだった場合には、今回の動きは1)=そのままかわらず、になります。
同様に、4つ前の人の動きが2)で、前回の自分も2)だった場合には、今回は2)になります。

太鼓を叩く行為を(太)、 「いよーっ」という掛け声を(声)、 竹筒を鳴らす行為を(竹)、 と表示することにします。
 @   A   B   C   D   E   F
(太)−(声)−(竹)−(太)−(太)−(声)−(竹)
今、7人のプレーヤーが上記の状態だったとします。

@の人は4つ前の演奏者(C)の状態と、同じなので(太)=そのままになります
Aの人は4つ前の演奏者(D)の状態と比べ、お互いがしていない(竹)になります
Bの人は4つ前の演奏者(E)の状態と比べ、お互いがしていない(太)になります
Cの人は4つ前の演奏者(F)の状態と比べ、お互いがしていない(声)になります

ここまでで変化した図を書きます
 @   A   B   C   D   E   F
(太)−(竹)−(太)−(声)−(太)−(声)−(竹)

Dの人は4つ前の演奏者(@)の状態と、同じなので(太)=そのままになります
Eの人は4つ前の演奏者(A)の状態と比べ、お互いがしていない(太)になります
Fの人は4つ前の演奏者(B)の状態と比べ、お互いがしていない(声)になります

ここまでで変化した図を書きます
 @   A   B   C   D   E   F
(太)−(竹)−(太)−(声)−(太)−(太)−(声)

というように、決まった振り付けがあるのではなく、相手の動きによって、自分の動きがその都度変わるようになります
反時計まわりに演奏が進む場合