講座・ワークショップ
<ワークショップ04> 港千尋+森脇裕之「トーキング・ブック-おしゃべりな本を作ろう」
内容
絵のある本を「絵本」と言う。では声のでる本は何と言うだろうか?
このワークショップでは、スキャントークという道具を使って、絵や写真や文字といっしょに自分の声を入れた本をつくる。好きなモノや人の写真、雑誌の切抜きや模様など、さまざまな素材を切ったり貼ったりしながら、イメージ、音、文字、記号を組み合わせて、誰も読んだことのないような「声本」をつくる。
*スキャントーク
スキャントークとは(株)オリンパス光学が開発した、音のデータを紙の上に出力するシステムである。コンピューターをつかって取り込んだ声や音を、イメージやテキストといっしょにプリントすることができる。スキャントークのバーコード(紙に印刷された白黒模様の記号)が声のもとになり、バーコードリーダーでなぞると声が聞こる。
■港千尋(みなと・ちひろ)
アーティスト。多摩美術大学教員。「コンピューターという道具の創造力は、ほとんど無限。イメージ、音、文字、記号―それらを自由に組み合わせながら、新しい『言葉』を探したい」
■森脇裕之(もりわき・ひろゆき)
アーティスト。紙に印刷された白黒模様の記号が声のもとになる。このようにメディアというものはさまざまに姿を変えて、僕らを楽しませてくれる。絵と写真ときみの声がごっちゃになった本ができるなんて素敵じゃないか。
イベント詳細情報
名称
<ワークショップ04> 港千尋+森脇裕之「トーキング・ブック-おしゃべりな本を作ろう」
会場
5f ギャラリー3300
出演・講師等
森脇 裕之、港 千尋
主催・共催等
せんだいメディアテーク
イベント番号
10000012
記録写真
関連資料
トーキング・ブック-おしゃべりな本を作ろう
[種類:動画]