日本語字幕 2019年02月10日更新

【報告】1/20 おこ助講座(基礎編・応用編)


去る1月20日(日)
現在活動中の日本語字幕制作者を対象にした「おこ助講座」を実施しました。

1901おこ助講座1

おこ助とは・・・
特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)が開発した字幕制作に対応したソフトウェア。さまざまな機能が使える「おこ助Pro3」とボランティア活動などに対応した無償版「おこ助Community」がある。

12月に実施されたバリアフリー上映ですでに「おこ助」を使った字幕制作を体験している制作者。
今回の講座でさらに便利な機能を知ることができました。

1901おこ助講座2のサムネイル画像

開館以来続けてきているせんだいメディアテークのバリアフリー上映。
15年以上の年月の中で、バリアフリー上映を取り巻く環境もずいぶん変化しました。

この数年で「UDCast」というシステムが普及し、専用のアプリをダウンロードした端末があれば
いつでも音声ガイドや日本語字幕がついた映画を楽しむことができるようになりました。
しかし日本語字幕に関してはスマートホンの画面などに出された字幕を映画館で見ることは
画面の光が周囲の方の邪魔になったり、スクリーンを撮影しているのでは
という誤解を受けてしまうため、専用のメガネ端末が必要となります。

最新の技術や現状の課題など、操作研修を超えた充実の講座となりました。

今回の講座を踏まえ、現在6月のバリアフリー上映に向けて活動を開始しています。
春にはまた新たに日本語字幕制作者の募集をおこなう予定です。
詳細は決まり次第このプロジェクトブログにてお知らせしますので、ぜひ皆さまご参加ください。


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