コラム 2020年09月22日更新

手話に関する取り組みを紹介します


923日は手話言語の国際デーです。聴覚障害者にとっての言語である「手話」をもっと知ってもらうために、2017年に国連で採択されました。手話言語の国際デーに合わせて、メディアテークでおこなっている手話の取り組みを4つご紹介します。


1 手話のできるスタッフ

1階案内カウンターと、2階「目や耳の不自由なかたの相談カウンター」には、手話のできるスタッフがいます。1階は「手話担当」と書かれた名札、2階は「手話できます」名札が目印です。(できるスタッフがいない日もあります)

P1130434.JPGP1130446.JPG1階 案内カウンター

P1130444.JPGP1130442.JPG2階 目や耳の不自由なかたの相談カウンター


2 手話に関するDVD

2階映像・音響ライブラリーでは、「NHKみんなの手話」や手話で学べる教材資料のほか、日本語字幕入りDVDの貸出しをしています。耳の不自由な方だけでなく、どなたでもご利用いただけます。ぜひこの機会に「バリアフリー」の棚をのぞいてみてください。資料のお問い合わせは「目や耳の不自由なかたの相談カウンター」までお気軽にどうぞ。

【お問い合わせ先】
電話 022-713-4484
ファクス 022-713-4485
メール office@smt.city.sendai.jp

P1130458.JPGP1130462.JPG2階 映像・音響ライブラリー


3 手ではなすおはなしの会

ボランティアグループ「まほうの手」が手話で絵本の読み聞かせをおこなう「手ではなすおはなしの会」を定期的に開催しています。次のおはなし会は12月に開催予定です。聞こえない子も聞こえる子も一緒に手話による絵本の世界を楽しみませんか?

20190728_手ではなすおはなしの会_02.JPGDSC00315.JPG手ではなすおはなし会のようす(昨年度実施)

4 情報保障付き講演会

耳の聞こえない方も楽しめるよう、講演会などに手話通訳や要約筆記を付けています。昨年度は、みやぎ民話の会による「民話ゆうわ座」と「開館20年プレイベント伊東豊雄講演会」を手話通訳、要約筆記付きでおこないました。

DSC00005.JPG民話ゆうわ座 第七回 民話のなかのこどもたち 〜その「誕生」をめぐって〜

4F7A9704.jpgせんだいメディアテーク開館20年プレイベント 伊東豊雄講演会



おまけ 「せんだいメディアテーク」を手話で表現してみよう!

「せんだい(仙台)」は、頭の上で伊達政宗を表す「三日月」を描きます。
「メディアテーク」は、片方の手で指文字の「め」をつくり、その手をもう片方の肘から手首に向かって動かします。または、指文字で一文字ずつ表します。
「メディアテーク」の手話は、仙台のみの独自の表現です。仙台で暮らす一部の聞こえない人たちによって生まれました。
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