募集 2021年11月13日更新

【お知らせ】12月11日(土)第78回てつがくカフェ(オンライン)


せんだいメディアテークで開催している対話型のトークイベント「てつがくカフェ」を、オンラインで開催します。

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78回てつがくカフェ(オンライン)

テーマ:「我慢」について考える

■日時:20211211日(土)14:0016:00

■会場:ZOOMにて行います

■定員:15名(先着順・要事前申込み)

■主催:てつがくカフェ@せんだい/せんだいメディアテーク

■内容に関する問い合わせ:mmp0861@gmail.com(てつがくカフェ@せんだい・西村)

■技術的な問い合わせ:ms@smt.city.sendai.jp(せんだいメディアテーク)

【参加の申込みはこちらから】

https://forms.gle/sUwkow774UBEDmjD9

申込み締切日:2021129日(木)

※定員になり次第、締切日前でも締め切らせていただくことがあります。

※お申込み後、ご記入いただいたメールアドレスにご連絡します。

【参加にあたっての注意事項】

・本名を公開する必要はありません。ニックネームでもお申込みいただけます。(参加の際はお申込みいただいたお名前でご参加ください。)

web会議システム「ZOOM」を使用します。可能な限り安定して接続できるインターネット環境でご参加ください。画面構成の都合上、パソコンでのご参加を推奨しますが、スマートフォンやタブレット等でもご参加いただけます。

・事前にZOOMアプリのインストール(https://zoom.us/support/download)および通話 /接続確認をした上で参加をお願いします。操作上で不明点がある場合、ZOOMヘルプセンター(https://support.zoom.us/hc/ja)をご参照ください。

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「我慢」について考える

昨年から私たちは様々な「我慢」をしてきました。3密を伴う活動が制限され、社会的距離をあけ、夏でもマスクを着用するようになりました。学校行事なども規模が縮小され、黙食という言葉も聞き慣れるようになりました。外食や旅行・観光など移動を伴う活動も自粛する日々が続きました。

コロナ禍で「我慢」とともに思い浮かぶのは、許容、納得、希望といった言葉です。「政治家やリーダが納得のいく説明をしてくれるならば、この状況を許容してもいい」と思えることが私自身ありました。精神的・肉体的に苦しい状況が続いても納得することでいくらか軽減されることがあります。しかし、生きるか死ぬかの瀬戸際の人たちには許容はできません。ただただ「我慢」するしかないという状況もあります。またコロナ禍の終息という希望によって「我慢」し続けている人も多くいらっしゃいます。コロナ禍で「我慢」は強いられる消極的なものという印象があるかと思います。

一方平時では、「我慢」は美徳の1つとして善いものという印象もあります。我慢とは感情や欲望のままに行動するのを抑え耐え忍ぶこと。理性的な人間が持つ性質の1つとして、様々な状況で「我慢」することを私たちは教えられてきました。「我慢」とは本当に善いことなのでしょうか?緊急事態宣言が解除され行動制限が緩和されてきた今だからこそ、じっくり腰を据えて「我慢」について考えてみたいと思います。

安田義人

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てつがくカフェとは・・・?

てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。


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