報告 2014年07月07日更新

開催報告:シネバトル vol.4〜わたしのイチ押し映画(シネ)はコレよ!


映画のいろいろな見方や楽しみ方を、参加者全員で発見していくシネバトル。
4回目となる今回も、個性豊かなプレゼンターをお迎えしました。
今回のプレゼンターのみなさん。
右から順に、関本欣哉さん(ギャラリーターンアラウンド)、冨田小緒里さん(仙台文学館)、中谷可奈さん(地底の森ミュージアム、わすれン!参加者)、後藤荘太さん(デザイナー)、小野智香さん(せんだいメディアテーク)、奥村雅也さん(仙台建築都市学生会議)の6名です。
開始を待つプレゼンターのみなさん、さすがに少し緊張した面持ちです。

関本さんとアリス大佐
トップバッターの関本さんが紹介したのは『花とアリス』(岩井俊二監督、2004年)。ですが、手に持っているのはDVDではなく、なぜか犬の写真。この映画と出演女優への思いが強すぎて、なんと愛犬を「アリス隊長」と名付けたのだそうです。映画の魅力だけでなく、プレゼンターの人柄も伝わってくるのがシネバトルの醍醐味です。

3分間のあとはオーディエンスとの質疑応答
後藤さんの紹介作品は『イリュージョニスト』(シルヴァン・ショメ監督、2010年)。後藤さんは、シネバトルにオーディエンスとして何度も参加してくださっている生粋の映画ファン。今日はプレゼンターとして、じっくりと作品の魅力を語りきっていただきました。

オーディエンスとして参加する鷲田館長
実は今回のシネバトル、紹介された6作品のうち3作品がアニメーション映画でした。小野さんのイチ押し映画『虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜』(宇田鋼之介監督、2012年)もアニメーション映画。自身もアニメを描いているという小野さんからは「描き込みすぎない」描画の魅力を語っていただきました。

奥野さんのプレゼン
とりをつとめたのは今回最年少の奥野さん。建築学生らしくプレゼンボードを持参して『アウトレイジビヨンド』(北野武監督、2012年)を紹介していただきました。

金賞は中谷さんに
投票の結果、金賞に輝いたのは『ジーザス・クライスト・スーパースター』(ノーマン・ジュイソン 監督、1973年)を紹介した中谷さん。中谷さんの遺跡への愛情と、映画作品の魅力がダイレクトに伝わってくるすばらしいプレゼンでした。

銀賞は冨田さん
銀賞は、アニメーション映画『パプリカ』(今敏監督、2006年)を紹介した冨田さん。ご本人の明るいオーラがオーディエンスを魅了しました。

終了後の記念写真
記念品を手に記念写真の撮影。終了後はみなさん晴れ晴れとした笑顔です。

次回は9月26日(金)開催です。次回はどんな作品が紹介されるのか、みなさん楽しみに会場にお越しください。


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