報告 2017年10月27日更新

シネバトルVol.18が開催されました


秋深し、隣は何を観る人ぞ。シネバトルVol.18が開催されました。

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今回、実は今年最後のシネバトルです(12月はグランドチャンピオン大会ですので)。事前申し込みのプレゼンター4名と飛び入り1名の計5名でのバトルとなりました。
 
1.小野寺吉行さん「港で生まれた男/監督:堀池清/1958年」
 
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なんと3回連続で飛び入りしてくださった小野寺さん。
挿入歌(?)を含めた2曲をソロで熱唱!
盛大な拍手に包まれました
 
残念ながら作品の動画を見つけられなかったので、
作品の元になった、神戸一郎の「港で生まれた男」をどうぞ。
神戸一郎はヒロインの弟役でも出演
 
2.桑折花衣さん 「スパイダーマン/監督:サム・ライミ/2002年」
 
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なんと5歳の時に本作品と出合い、
アメコミ映画とアメコミにハマったという桑折さん。
若者のプレゼンター参加も大歓迎であります
 
 
 
3.浅井篤さん「沈黙 サイレンス/監督:マーチン・スコセッシ/2017年」
 
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出場を後押ししてくださった奥様に見守られつつ、
要点を絞って重厚なテーマの作品をわかりやすく解説。
 
 
4.本永幹さん「フリーダム・ライターズ/監督:リチャード・ラグラヴェネーズ/2007年」
 
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作品のアウトラインを丁寧に解説してくださった本永さん。
まるでオーディエンスも今いっしょに観賞しているかのような語り口でした
 
 
5.正木博也さん「ヴィンセントがおしえてくれたこと/監督:セオドア・メルフィ/2014年」
 
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ひたすら主人公の「ク○じじい」っぷりを訴えた正木さん。
質疑応答時間も有効活用したプレゼンでした
 
 
改めて今回の作品リストを眺めてみると、小野寺さん以外は全部2000年代の作品なんですね。いわゆる「名作」と呼ばれる作品は、どれも何十年も前の(元号で言えば昭和時代の)イメージがありますが、00年代以降の作品にも「名作」の風格がある作品がたくさんあるのだなぁ、と今回のプレゼンを聴いていて思いました。担当者個人としては、そういう風格を感じる作品に、かつて(70〜80年代ですかねぇ)底抜けダメ作品に出ていたような俳優さんが「大物俳優」として参加されていることに感銘を受けました(笑)。
 
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オーディエンスのみなさんの中にも、新しい作品の出合いを得られた方が多かったようです。プレゼンテーションによって未知の作品と出合い、それぞれの映画ライブラリーを拡げていくのもシネバトルの醍醐味だと思っておりますので、役目を果たせて嬉しく思います。
 
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さてそんな充実した18回目のシネバトル、銀賞は浅井篤さん、そして金賞には本永幹さんが選ばれました!
 
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この笑顔!
 
P1140416.JPG実は本永さんも奥様に背中を押されてのご出場だとか。
奥様、Nice Work!
 
11月29日(水)は3回目のシネバトルトークサロン、そして12月20日(水)はいよいよフィナーレ、グランドチャンピオン大会です。みなさま、ぜひ足をお運びください。
(A.H.)
 
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