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2017年08月30日更新
8/26 第3回レポート 頭の中のプランからフィジカルな経験へ
8月26日(土)に「青少年のための生きる技術としてのゲージツ学校」第3回を開催しました。
アーティストのタノタイガさんによる「美術」の講義はこれで2回目です。
参加者が増えた今回は、タノさんの作品紹介と制作のプロセスを紹介して頂きながら、
さっそくそれぞれの現時点でのプランについて発表と意見交換をしました。
講師のタノさんからのアドバイスはもちろんのこと、受講生一人ひとりが、
「作品の最終形の発表だけでなく、そのプロセスを記録してみたらどう?」とか
「なぜ、その作品をつくりたいのか、プランのコアが知りたい!」
など、活発な対話がつづきます。
また、受講生から、「今後もアートに関わっていくためには、まずは自分と他者の境界を知りたい」など、
「自分をみつめるため」のゲージツ学校であることが話されました。
ほかにも、社会に出るとその人を特定しているものが「職業」になるけれど、
職業の枠には収まらないその人の余暇の時間にスポットをあて「B面を記録したい」などのプランが出てきたり、
親友から秘密を打ち明けられたとき「その人に寄り添うための技術を摸索したい」など
さまざまなプランが個々に出てきました。
タノさんからは、作品制作が進むにつれ、
実際の社会や他者を前にしたとき自分の「フィジカルな経験」も大事になってくるので、
その経験を積みながら進めていって欲しいと話されました。
ゲージツ学校の会場であるTRACを出て、ここからそれぞれの受講生の制作がスタートします。
次回の開催までに「フィジカルな経験」がどのようにプランに作用してくるのか、私たちスタッフもとても楽しみです。
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第4回は、講師HUNGER(ハンガー)さんによる「詩」のコースです。
9/3(日)に東北リサーチとアートセンター(TRAC)にて開講します。
この回から実作に入ります。ぜひお集まりください。