イベント 2018年10月17日更新

細倉を記録した寺崎英子のまなざし展 カラー編


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宮城県北西部、奥羽山脈の山麓の町鶯沢に
細倉鉱山という、鉛や亜鉛を産出した日本で有数の鉱山がありました。
1941年、旧満州に生まれた寺崎英子は、
家族とともに細倉に移り住み、家業の売店を生業にしてきました。
鉱山の閉山が発表されると、寺崎はカメラを手にし、
その後の細倉とそこに暮らす人々の行方を撮影してきました。
このプロジェクトは、2016年5月、75歳で亡くなった寺崎英子から託された、
約1万1千カットのネガをアーカイブし、写真集刊行を目指すものです。
今回は、スキャンが終了したカラーネガから、約250点の写真を、
新たに見つかった資料とともに紹介します。

【プロフィール】
寺崎英子(てらさき えいこ) 1941年、旧満州生まれ。
終戦後、宮城県鶯沢町細倉(現在の栗原市)に家族とともに移住。
幼少期に脊髄カリエスを患い闘病後、家業の商店の経理で生計を担う。
細倉鉱山の閉山が発表された直後から鉱山の町に暮らす人々を撮り始め、
モノクロネガ246本、カラーネガ140本を残す。

【開催日時】
2018年11月17日(土)−12月27日(木)9:00-22:00
休館日 11月22日(木)

※下記の日程で寺崎英子写真集刊行委員会のスタッフが滞在します。
11/17(土)11/18(日)11/24(土)12/1(土)12/15(土)12/22(土)12/27(木)14:00-17:00

【会場】
せんだいメディアテーク 7fラウンジ
入場無料

【ギャラリートーク】
「ひとびとの細倉・寺崎英子と私」
2018年12月9日(日)14:00-15:30
せんだいメディアテーク 7fラウンジ
寺崎さんの写真を見ながら、感想やエピソードを皆で自由に話します。進行=小岩勉(写真家)

【チラシ】
PDFファイル(657KB)

【関連企画】
仙台写真月間2018〈第2週〉
寺崎英子×小岩勉「細倉を記録する寺崎英子が遺したフィルム」
2018年10月16日(火)−10月21日(日)11:00-19:00(最終日17:00まで)
仙台アーティストランプレイスSpaceA
仙台市青葉区錦町1-12-7門脇ビル1F
tel/fax 022-222-0654
協力:せんだいメディアテーク

【ボランティア募集】
寺崎英子写真集刊行委員会は、せんだいメディアテーク・メディアスタディーズのプロジェクトとして、寺崎英子が遺した写真のアーカイブを進めています。
このプロジェクトをお手伝いいただけるボランティアを、随時募集しています。
お問い合わせは
090-8788-5474
koiw@jcom.home.ne.jp(小岩)までお申し出下さい。

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