2023
03 02
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仙台市民図書館開館
報告 2016年08月25日更新
【レポート】図+ウィーク(とぷらすウィーク)に参加しました。
7月31日(日)の13:00~15:00には、活字で組まれたカードを実際に紙に印刷する、活版カード印刷体験を開催。
多くの方々にご参加いただき、手フートと呼ばれる印刷機で、紙を自ら置き、インクがつく様子や、刷られる時のハンドルの重さなど、活版印刷を体感していただきました。
お越しいただいた方々の中には、活版印刷をかつてご職業にされていた方もおり、当時の貴重なお話をお聞きすることができました。
活版はとてもシンプルな印刷です。ハンコのように凸型に形成された活字を並べ、インキをつけ、紙を押し当てて印刷をします。
ですが、その工程は、文字がパソコンのプリンターから簡単に出るのとは全く違い、文字を拾う(文選)ところから、文字を組む(組版)、印刷の調整まで、緻密な作業が必要な、職人の技術と工夫が満ち溢れています。
活版印刷研究会では、月に1回活字や道具のメンテナンスの技術を職人さんから学び、継承することで活版文化を後世に残す活動をしています。
せんだいメディアテークの地下1階では、活版工房・活版印刷研究会の活動見学ができます。
下記の日程で活動をおこなっています。ぜひ、お立ち寄りください。