活版印刷研究会では、2019年7月28日（日）に「図＋ウィーク（とぷらすウィーク）」の一環として、活版印刷体験ワークショップ（10:30～/14:00～の2回）に加え、
工房（地下1階）の見学案内（10:30～16:30）＆カード刷り体験（随時・無料）を行いました。



○ワークショップの様子
ワークショップでは、3号活字（MAX10文字）と4号活字（MAX12文字）のどちらかを選び、
実際に印刷したい文章を考えて、文選〜刷りまでを行いました。
職人さんによる活版の基礎講座にはじまり、実際に「活字」に触れ、活字の重さや、大きさ・感触を体感！見た目よりもずっしり重い活字に、皆さんビックリ。



各々好きな文字を10～12文字決めたら、活字を棚から文選。その後、版に組み付けし、手フートで印刷しました。印刷後は解版し、活字を元の場所へ戻す作業までを体験いただきました。
「実際に印刷されるまで、こんなに多くの工程があると、知りませんでした」や
「文字って、ちゃんと、形（存在）があるんですね」と思い思いに、活版を楽しまれている様子に、私達も嬉しくなりました。




○カード刷り体験
カード刷り体験（随時・無料）では、今回のテーマ「ひんやり、あります」にあわせ、
涼し気な柳のモチーフをご用意。工房に訪れた方々に、Adanaで印刷してもらいました。
中には、木版のきつねを追加するツワモノも。
少しだけですが、手フート印刷機で刷る楽しさを体験いただきました。



ワークショップの合間に、プラテン印刷機の動く姿も見学。
紙を空気で吸い上げる様や、古き良き機械音に、皆さんの目も釘付けでした。



今回もたくさんの方に、ワークショップ参加・工房見学いただきました。
ありがとうございました。
また、貴重な活版に触れられる、楽しいイベントを企画していきたいと思います。
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28日は、49名の方にお越しいただき、工房を見学いただきました。
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工房見学は、月1回開場しております。ぜひご見学にお越しください。
次回は、8月18日（日）10：30〜16：30です。
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（M.M）