スタッフより 2014年11月01日更新

おほはしアラウンド


私たちが"地域"という言葉を使う時、それは東北の風土や仙台の文化というように周辺とは異なる等質性の意味を孕み、往々にして距離を越えて捉えられることがあります。ただ別の視点では、コミュニティが真ん中にあって周りにそれを支える自然環境がワンセットでくっついている単位や、行政自治区を指すなど空間領域を意味することもしばしば。

どの意味合いにおいても手の届かなそうな"地域"ですが、「自分が住んでいて目が行き届く場所をもっと知りたい」と大橋あたりに暮らし始めた市民や働き始めた市民は、自分たちの新しい"地域"を獲得するために探検を始めました。それは身近な日常生活から広がりマイペースにつながるので、頼りないかもしれません。それでも小さな発見を一つ一つ積み残していきたいと思います。

フィールドは、広瀬川を周囲に抱えた花壇・大手町を含む片平地区とその周辺。片平地区は概ね片平地区連合町内会及び片平丁小学校校区の範囲を示します。まずは気になる大橋あたりから探検しています。

プロジェクトを進める地域探検隊-TTT-は、片平地区まちづくり会、 ギャラリー・ターンアラウンド、都市デザインワークスの有志が集まり結成した地域資源を発掘するチームです。東北工業大学都市マネジメント学科やせんだいメディアテークと協働でプロジェクトを進めています。

TTT体系.jpgのサムネイル画像


x facebook Youtube