いがらしみきおマンガ工場
■日時2010年6月10日(木)から20日(日)まで
■会場
せんだいメディアテーク 7階ラウンジ 9:00から22:00まで(最終日は18:00まで)
仙台市民図書館 (平日10:00から20:00、土日祝10:00から18:00 月曜休館)
■概要
仙台在住で漫画家のいがらしみきおさんが日々マンガを創作している現場を再現します。
仕事場風景と原画が本になるまでの展示を中心に、『ぼのぼの』など竹書房刊行本、原稿、白焼き、編集者とデザイナーの色校正、ラフスケッチ、使用している道具&机、普段聴いているCD、没原稿から愛読書まで実物と写真でお見せします。
また、いがらしさんの映像も上映。インタビューではマンガ家生活30年を振り返り、メディアテーク開館10周年の記念事業のテーマである「いま、バリアとはなにか」の質問にもするどく語っています。
■入場無料
■主催:Book!Book!Sendai 2010実行委員会、仙台市民図書館、せんだいメディアテーク
■協力:竹書房
仙台市民図書館3階はいがらしさんの仕事場再現がテーマ。本物の机と椅子を展示し、仕事場の写真、没原稿、愛読書、愛聴CD、編集者とのメールのやりとりなど、臨場感たっぷりです。さらに、80年代に2年間休筆宣言して描かれた未発表ホラー漫画『グール』の原画を展示しています。入り口で巨大なスナドリネコがお迎えし、「ぼのぼの」神社でお参りもできる、遊び心たっぷりのゾーンです。
7階ラウンジには美しいガラスケース6台が整然と並び、中にいがらしさんの原画がたっぷり。ここでは「ぼのぼの」最新刊の33巻ができる工程を紹介しています。原画にはじまり初校から責了まで、たくさんの方の手によっていかに細かな作業が連続されているか実感できます。漫画ファンばかりでなく、本づくり、デザインに興味のある方にも貴重な機会だと思います。大きなモニターではいがらしさんへのインタビューを上映中。90分に渡り,漫画家生活、日常生活のこと、趣味や好きな食べ物の話から、生い立ち、社会的なシリアスな話まで、いがらしさんの人となりを感じていただけるのではないでしょうか。またガラスケース脇のパソコンでは、「sink」のネームを入れる前の原稿の一部をご覧いただけます。
これまでいがらしさんの原画展はあっても今回のような複合的な展示ははじめてとなります。 リアルな創作の現場に触れる貴重な機会をどうぞお見逃しなく!
■ぼのぼのといがらしみきおの総合サイト「ぼのねっと」
http://www.bonobono.jp/
■Book!Book!Sendai 公式ホームページ http://bookbooksendai.com/
も併せてご覧ください。
by smt
カテゴリ: いがらしみきおマンガ工場