■ 日時:2014 年 2 月 16 日(日)15:00−17:00
■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■ ファシリテーター:房内まどか(てつがくカフェ@せんだい)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
■ 問合せ:
tanishi@hss.tbgu.ac.jp (西村)
■ 主催:せんだいメディアテーク、てつがくカフェ@せんだい
■ 助成:財団法人 地域創造
----------------------------------------
2013年10月から対話を始めた「震災とセクシュアリティ」をテーマとした第3弾を開催します。同年12月に行われた2回目の対話では、これから問うていきたいこととして「セクシュアリティにとって自然(ナチュラル)/規範(ノーマル)とは?」「自分の中で規範を内面化してしまうことを問い続けるにはどうしたらいいのか?」などが参加者の方からでてきました。また、その問いの前提のキーワードとして「カミングアウト(自分/他人に対して)」「"みんな"とは誰か」「理解」「信頼」「尊重」「自然(ナチュラル) /規範(ノーマル)」「ゆらぎ」などがあり、これらも対話を進めるヒントになるかもしれません。もちろん、他にも違う視点の問いやキーワードが出されましたが、今回はこれらの言葉をもとにしつつ、しかし再びそれらを壊したり練り上げたりして、私たちが他でもないこの場所でひとつの問いを紡ぎ上げ、一緒にその答えを考えていきたいと思います。
セクシュアリティはもしかしたら、社会や他人や自分自身にあてがわれるものではなく、自分で常に探していくものなのかもしれません。それだけ、ゆらぎのあるものだということを、自分へ尋ねてみませんか。自分の性とは何かを探るためには、深く自分と向き合う必要があるでしょう。しかしその行為はマイノリティ/マジョリティという二項対立を超えて、本来誰しもが問い続けるべきものではないでしょうか。 そのうえで、震災で浮き彫りになったこの課題をともに超えていく生き方を、それぞれが自分の性という思い込みから自由に生きていくあり方を、沈黙や無関心ではなく言葉という勇気を交わして、探していきたいと考えています。
房内まどか(てつがくカフェ@せんだい)
----------------------------------------