募集 2021年02月04日更新

【お知らせ】2/28(日)第75回てつがくカフェ(オンライン)


これまでせんだいメディアテークで開催していた「てつがくカフェ」を実験的な試みとして、オンラインで開催します。

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75回 てつがくカフェ(オンライン開催)
テーマ:「今、コロナ禍についての対話を試みる」

■ 日時:2021年2月28日(日)13:30−15:30
■ 会場:Zoomにて行います
■ 定員:10名(先着順・要事前申込み)
主催:てつがくカフェ@せんだい/せんだいメディアテーク
内容に関する問合せ:mmp0861@gmail.com(てつがくカフェ@せんだい・西村)
技術的な問合せ:ms@smt.city.sendai.jp(せんだいメディアテーク)


【参加の申込みはこちらから】

https://forms.gle/9CUxHUTHBUMrmfJr6

申込み締切日:2021年2月21日(日)
※お申込みを多数いただいたため、一度締め切らせていただきます。(2月17日時点)

※定員になり次第、締切日前でも締め切らせていただくことがあります。

※お申込み後、ご記入いただいたメールアドレスにご連絡いたします。

【ご参加にあたっての注意事項】

・過去のてつがくカフェと同様、本名を公開する必要はありません。申込みの際もニックネームでお申込みいただけます。(参加の際はお申込みいただいたニックネームでご参加ください。)
・Web会議システム「Zoom」を使用いたします。可能な限り安定して接続できるインターネット環境でご視聴ください。画面構成の都合上、パソコンでのご参加を推奨いたします。
・事前にZoomアプリインストール(http://zoom.us/support/download)、および通話/接続確認をされた上でご参加をお願いいたします。操作上で不明点がある場合、Zoomヘルプセンター(https://support.zoom.us/hc/ja)を参照ください。
・画面構成の都合上、パソコンでのご参加を推奨いたしますが、スマートフォンやタブレット等でもご参加いただけます。

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「今、コロナ禍についての対話を試みる」

 魂の深部が傷を負わされていないか。そのような思いを、どうしても手放すことができません。新型コロナウィルス感染症が拡がり始めてから一年もの月日が経ち、私たちが住まう世界の様相は、変わり続けています。

鼻と口を覆い、手指を洗い、体温を測る日々。触れられた机、椅子、把手の一つ一つが、消毒液を含んだ布で拭き取られる光景。目に見えぬウィルスへの恐れ。後遺症の不安。また、命を守るためと理解しつつも、衛生や健康がより求められ、人との距離を取らざるを得ない暮らしを我が身に課す日々に、心が疲弊し始めている方々も、きっとおられるでしょう。

 あるいは、感染者の推移に耳目を凝らし、「明日は我が身か」と案じながらも、不安をその心深くに押し殺し、日々の勤めに誠実であろうと、命と暮らしを下支えする方々も、おられることと思います。

 躊躇、当惑、戸惑い。ただ誰かと居合わせるだけで、こういった感覚を抱くような日々は、これまでにあったのでしょうか。先の見えぬ自粛は、疑心さえ生まんとし、心や社会の余白すらも狭めはしないかと、気にかけてしまいます。

 私たちは、このコロナ禍で、何を、考えられるのでしょうか。

 今回は、オンラインでの対話を初めて試みます。身体を居合わせての対話は、まだまだ難しいでしょう。オンラインの利点、難しさや不自然さも含めて、コロナ禍について、広く声を聴きあい、共に、考えていきたいと思っています。 

 オンラインてつがくカフェでも、これまでと同様に、参加者同士の対話が促進されるように、先生と生徒、上司や部下といった、社会的役割関係を解除し、フラットで対等な対人関係のもとで、哲学的対話を試みます。難しい知識はいりません。

 約一年ぶりのてつがくカフェです。皆様と共に、今一度対話の場をひらき、育てていきたいと願っています。 

(てつがくカフェ@せんだい 辻明典)

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てつがくカフェとは・・・?

てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。


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