予告 2025年02月03日更新

【お知らせ】2月16日(日) 第93回てつがくカフェ 体験を言葉にするということ ー『戦争語彙集』から考える


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次回のてつがくカフェのお知らせです。
書籍『戦争語彙集』から、みなさんと対話をします。



第93回 てつがくカフェ 体験を言葉にするということ ー『戦争語彙集』から考える
■ 日時:2025年2月16日(日)14:00−16:30
■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ



書籍『戦争語彙集』から、そこに描かれた人々の体験や私たちのこれまでの経験を手がかりに、「体験を言葉にするということ」についてみなさんと一緒に考えたいと思います。
これまで行ってきた『戦争語彙集』に関連したイベントを受けてのてつがくカフェとなりますが、これから『戦争語彙集』を読もうとしている方や初参加の方もぜひお気軽にご参加ください。

イベントチラシ(PDF)



〈書籍について〉

『戦争語彙集』 オスタップ・スリヴィンスキー 作/ロバート キャンベル 訳著
岩波書店 2023年12月22日発行

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〈『戦争語彙集』に関連したイベントの歩み〉※終了しました

①『戦争語彙集』読書会(2024年1月8日)
『戦争語彙集』を題材に、戦争下での言葉の変容を参加者同士で対話しながら考える読書会を開催しました。それぞれが印象に残った言葉を共有し、感じたことを深める場となりました。

トークイベント「体験を言葉にするということ」(2024年1月21日)
詩人オスタップ・スリヴィンスキー氏、日本文学研究者ロバート キャンベル氏、せんだいメディアテーク館長の鷲田清一氏が登壇。本書の朗読とともに、その背景や制作意図を語り、戦争下の人々の言葉の重みと役割について共有しました。

てつがくカフェ「戦争語彙集から考える」(2024年2月25日)
1月21日のイベントを受け、さらなる対話の場として開催。スリヴィンスキー氏の「今必要なのは武器」という言葉を起点に、戦争の現実と日常のつながりについて参加者同士で対話しました。

『戦争語彙集』読書会(2024年8月24日)
再び『戦争語彙集』を読み、本書の後半に収録されているロバート キャンベル氏の文章「戦争のなかの言葉への旅」を手がかりに、非日常の中で人々が交わした言葉について考察しました。

『戦争語彙集』読書会(2024年11月24日)
④に引き続き「戦争のなかの言葉への旅」の後半部分を読み解きました。戦争と暮らしの只中で紡がれた言葉と、人々との関わりについてさらに深く対話を展開しました。

てつがくカフェ plus「『日常と非日常』について考える」(2025年1月11日)
この回では『戦争語彙集』にとどまらず、日常と非日常の境界や共通点について自由に対話 しました。参加者それぞれの視点で感じたことを共有しました。






「てつがくカフェ」とは?
てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。





問い合わせ先:
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室 〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
tel 022-713-4483 fax 022-713-4482 email office@smt.city.sendai.jp

主催:
てつがくカフェ@せんだい/せんだいメディアテーク


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